なぜこの暑い時期にストーブなのかというと、秋にワークショップを行う計画があり、それに向けて今から試作をということです。まずはペール缶を使ったオーソドックスな物を作ってみます。
ペール缶は自動車用品店で貰って、煙突はコメリ(田舎店)で買ってきました。
ロケットストーブは2つのペール缶を重ねて中の煙突(ヒートライザー)を長くすると効率よく燃焼します。多くの場合、上の缶を上向きで固定しますが、私は下向きにしようと考えました。この方が隙間無くピッタリはまるので、綺麗に仕上がると思います。
上の缶を開口部から80mmの位置にマーキングします。
グラインダーで切断。ハンドル部分は後で切って使います。
上の缶の底に煙突が通る穴を開けます。
下の缶の横にも煙突が通る穴を開けます。
グラインダーで切り込みを入れます。
下の缶の底に切り取った注ぎ口部分をタッピンビスで止めます。(一押しアイデア)
内側はこんな感じに。
直筒を丁度いい長さにグラインダーで切断後、煙突を組んで通します。
上の缶を逆さにはめ込んで、タッピンビスで止めます。
振動を加えながらパーライトを詰め込んで、最後にキャップします。
ゴトクの直径がペール缶よりわずかに大きいので、グラインダーで削ります。
完成!ですが、ここまで出来たらせっかくなので塗装してしまいます。
200円のアクリルラッカーで塗りました。(煙突の根元のみ耐熱スプレー使用。)
教科書通りの基本構造なので、性能的には問題ないと思います。(後日燃焼テスト予定。)
【材料】
- ペール缶×2 タダ
- 106mm排気筒(直筒、エビ曲げ、T曲げ) 2,409円
- パーライト18L×3 1,775円
- コーナンPB七輪用ゴトク 516円
- M4タッピンビス 108円
- D2PBラッカースプレー 204円
この後、もう一回り小さいロケットストーブも作りました。これについてはまた別途紹介します。
続きは「ロケットストーブ」カテゴリーから御覧ください。
(2014-06-16 /rocket01)
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