4年前に買った、ほとんど使っていないダイソーの200円USBライターがあるのですが、コレを改造して活用したい。ということで、まずは分解して中身を見てみたいと思います。
まだ売ってるのかどうかは知りません。いい商品なんですが、使い道がねぇ。
USBライター
200円でよく出来ているのですが、電熱線の周りに壁があるので、タバコや線香などの細い物を穴に差し込んで火をつける以外の使い道がありません。
周りの壁が無ければ、色んな所に火を点けられるんだけど。
分解
充電用のMicroUSB側のネジを抜けば分解できます。アルミの筒の中に成形品のケースとスライドつまみ、基板ASSYが入っています。
基板の片面には電熱線と耐熱樹脂のお皿、スイッチ、引きバネが付いています。
反対側にはMicroUSBポート、バッテリー、IC、チップコンデンサ。
直径7mm、長さ30mmの07300 li-ionです。 ICは[089C CGDROM 1]と読めます。
電熱線の所の電圧をテスターで測ってみると、3.6Vが来ていました。
点火器へ改造
今回は赤熱した電熱線を狭い所に差し込めるように改造したいと思います。
カイロの火口に点火できるようにします。
まずはハンダを溶かして電熱線を外します。
打抜きの電熱線はヤワです。引き千切らないように注意。
別バージョン用(?)の横向きの穴を残してミニルーターで細くカットします。
4.3mmまで削りました。
電熱線は横穴に差し込めるように、ニッパーで細く切ります。
コードをハンダ付けする必要があるので、コンデンサそばのレジストを削ります。
電熱線を折り曲げて穴に入れ、ハンダ付け。耐熱樹脂のお皿は使いませんでした。
先端に電気を通すために、コードをハンダ付けします。
コードは基板から浮かせる形にしました。シリコンの耐熱コードにすれば良かった。
ここで一度動作チェック。
OKです!
ケースの加工
アルミのケースを丸孔の端の辺りでカットします。内側の樹脂も同様にカットします。
樹脂ケースはアルミケースを通して長さを確認してからカットします。
樹脂ケースの切った所に、切れ端の円い部分を半分に切ったものを接着します。
これが無いと、組み立ててネジを締めても引っ張ったら抜けてしまいます。
ケースに基板を乗せたら、抜けないように樹脂で固めます。
こういうのは3Dペンを使ってABSを溶かして固めるのがオススメです。(他の例)
完成
今まで邪魔していた周りの壁が無くなったので、狭い所への点火もできるようになりました。
つまみをスライドさせると真っ赤になった電熱線がむき出しで現れます。
裏側はこんな感じ。一応スライドつまみがガードしているので、壊れにくくなってます。
使用方法
ハクキンカイロや、ZIPPOハンディウォーマーの点火用として手軽に使えます。
火口の触媒に電熱線が直接当たります。
ニクロム線が切れた黄金カイロにも使えます。
ナショナル黄金カイロの場合、差し込む隙間が5x5.5mmしかないので、少し斜めにして、対角に差し込むと良い感じです。
以前、電熱式点火器を作りましたが、USBライター[改]の方が携帯に便利かと思います。
コメント
202301・05日
これイイですね。 点火部分裏カバーセットされれば多用途に点火時にが可能です 特にカイロ等にはライター等で点火いたしますが油煙などですすがこびりつきますがこれは着かない煙がないことですから
昔のライターでヒーター部分が赤くなるそこにたばこを差し込みタバコの火着けるシステムが有るのを拝見したこと見たことがありました。パテントが取れそうですね。
ダイソーLED 蛍光灯(20W型)を短縮化しショートカットされた例もあり現在15W型販売されてます。また 他の画像でしたが手相 升掛型の人は特殊なんですね因みに私も同方です。干支 性別 年齢 星座 薬指が長い 利き腕 その他 検索かけますと日本人の中でナンパーセントに当たるかヒットします。本年もより良い年でありますようにいつも沢山
のヒントに感銘を受けております。
コメントありがとうございます。
電熱式ライターは昔からありますが、これが200円というのが凄いと思います。
電熱線をむき出しにすると、色んな所に点火しやすくなります。
ただし、耐久性はイマイチです。(引っ掛けると簡単に曲がってしまいます。)
もしも切れたら、0.1mmのニクロム線を巻いて付け替えれば使えると思います。
升掛型ですか。手相は詳しくないですが、何事も少数派に属するのは自覚しています。
記事が何かお役に立てば嬉しいです。ありがとうございます!