久しぶりにエアコンのシロッコファン清掃をしたのですが、風の出るフラップの軸が折れているのに気がついて、即席で修理することにしました。
掃除するためにフラップ(上下風向ルーバー)を外した状態。
折れた軸
フラップ(上下風向ルーバー)を外してみたら、軸の部分が欠けて、尖っている感じです。本体側を見ると、欠けた樹脂が取り残されて詰まっています。
欠片を無くさないようにピンセットで取り外します。
入手不可能
この部品が手に入るのか調べてみると、楽天やYahoo!ショッピングで純正部品がたくさん並んでいます。しかも1個400円前後で、純正部品としてはかなり安いです。
ところが、かなり時間を掛けて探したのですが、2011年製のパーツは廃番になっているみたいで、見つけられませんでした。
求めるパーツはPanasonicのCS-J221C-W用
Jはナノeが付いたタイプで、◯◯1のシリーズ。C-Wというのは本体色がクリスタルホワイトということらしい。フラップの幅は実測で82.5mmほどあります。
※もしも「ココで買えるよ」という情報をお持ちの方はぜひご教示ください。
修理で対応
ということで、欠けた樹脂を出土した土器のように接着して直すことにしました。
折れた欠片3個を二塩化メチレンで接着し、元の形に復元。
モーターと繋がった四角い軸が角穴に嵌ります。そしてその軸が回転する時に捻じる力が集中し、折れるのだと思います。
補強のためのプレス部品が被さっています。これを取り付けて修理完了。
今後のために
また折れる可能性が高いので、3Dプリンターでココの部品をすぐに再生できるように3Dデータを作っておくことにしました。
欠けたパーツを繋ぎ合わすことができなくなったら、3Dプリンターの世話になります。
現物を実測してモデリングしました。0.5mm厚の板に軸が立った状態のパーツです。成形の軸の根元を切って、コレを接着する目論見。とりあえずこれで安心です。
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