先日オクで仕入れた当時物のロケット弾と、ダイソーで買ってきた火薬系おもちゃで遊んでみたいと思います。こういう火遊びはワクワクしますね。
注)大きな音が鳴ります。
ロケット弾
これを投げて、アスファルトなどの硬い地面に当ると、先端に挟んでおいた火薬が叩かれて、「パン!」と音が鳴ります。
本体はPP製で、火薬を挟む所は金属で出来ています。
発射前のロケットのように立たせることもできます。(羽根が曲がってますが)
棒を引っ張って、隙間に紙火薬をセットします。
紙火薬は「鬼印優秀平玉」というブランド。
味のある下手な絵。
東陽煙火は大阪の会社です。まだあるのかなぁ。
1個ずつ千切って使います。昔はテープ状の巻玉火薬もあったけど、もう売ってないのかな。
1枚50発が4枚入っていました。(200回分)
100均8連発銃
ダイソーで見つけたリボルバー(回転式)の8連発銃です。火薬は別売ですが、それにしてもこれが100円は安いと思います。
専用の弾(キャップ火薬)を詰めて使います。
銃身の下のオレンジ色の棒を引っ張るとストッパーが外れます。
引き金の所のヒンジでシリンダーが前に倒れます。中折れ式(トップブレイク)です。
引き金を引くごとにシリンダーが回転する仕組みですが、製造精度が悪く連発できません。amazonで500円ぐらいで売っているカネコ製を買ったほうが間違いないと思います。
キャップ火薬
これもダイソーで、火薬銃の隣に置いてました。
Wikiによると、赤い紙火薬だと事故が多かったけど、75年にカネキャップが発売され、このタイプが主流になってきたとのこと。
リボルバー専用です。火薬の周りが樹脂成形品なので、間違って破裂しにくい構造です。
1個の外径は4.2mm程度。極小サイズですが、音は「鬼印優秀平玉」より大きいです。
クラッカー
紐を引くとパン!と鳴るクラッカーですが、音が鳴る仕組みを私は知りません。今回は中がどういう構造になっているのかを確認してみたいと思います。
ダイソーで買ってきた音だけ10個セットと、テープ入り7個セット。
テープが出てくる方のクラッカー。
紐の先に棒状の火薬が付いています。火薬の縁が黒いカップの穴で押されて鳴る仕組み。発破装置の上に紙の仕切りが置かれ、その上に巻かれたテープが格納されています。
まとめ(動画)
いや~火薬っていいもんですね。それではまた、ご一緒に楽しみましょう。
- キャップ火薬は紙火薬よりもだいぶ音が大きい。
- ダイソーの火薬銃はシリンダーの回転機構が上手く働かない。
- クラッカーは紐の先に棒状の火薬が付いている。
- ロケット弾は火薬2枚重ねが丁度良い。
コメント
懐かしい火薬の匂いが独特で好きでした。
30年程前でも既に東京では赤い紙火薬のタイプを扱っている店は少なかったような記憶があります。田舎の寂れた玩具屋だったり観光地でよく見かけましたね。
火薬銃は最近ホームセンターで見かけて、「アレ??」っと思ったら用途が害鳥用でした。
30年前で赤い火薬は廃れてましたか。
道路で子供がパンパン鳴らしているのを最後に見たのは
その10年以上前だったように思います。
最近はホームセンターで売ってるんですね。
ムクドリとか鳩を追っ払うニーズは多いイメージあります。
たしかに、昭和も50年台はじめ頃以降は、”火薬遊び”をする子供も殆どいなかった気がします。
やっぱり我々世代が、最後の”ゴンタクレ”なのかな^^)。
このロケット、重さ(地面衝突時の威力)を増すため中に鉛(釣のおもり)を仕込んだり、先端の金具を五寸釘に入れ替え、当時はそこかこしこにあった”空地”で地面ダーツ(爆発付)をし遊んでました(カスタマイズスキルは、当時の男子必須でした)。
しかし…これがまた人に車に向かって投げるお馬鹿が絶えず^^;)…、当地ではちょっとした社会問題化したりもしてました。
カスタマイズするのはおもちゃの基本ですね。
そういえば石川球太のおもちゃの作り方の中にも火薬をほぐして
ボルトとナットの間に入れて・・っていう記事がありました。
ロケット弾を人に投げるっていう遊びはやった記憶が無いですが
友達にブロックの破片とか硬いものを持たせといて、癇癪玉をパチンコで狙ったり、クラッカーに火を点けて、お尻のポケットに入れたり、悪い事は色々やりました。
押し逃げ(ピンポンダッシュ)やってた世代が火薬で遊んだ最後の世代って感じですかね。