ナショナル黄金カイロの火口に付いているニクロム線が切れたので、amazonで0.03mmの製品を買いました。これが届いたので交換したいと思います。
黄金カイロの火口に付いているオリジナルのニクロム線は実測で0.02mm。
0.03mmニクロム線
この商品は中国発送で、別途送料が699円取られるので、ちょっと期待していました。
この封筒をドライバーから手渡しで配達されました。
燕文が香港へ運び、日本国内は佐川急便が運ぶかたち。
注文から到着まで10日掛かりました。
普通の検索でも表示されるんですね。
0.03 中文で1味って何? と思ったら、10米か。
まずはこれが乾電池1本で使えるのかどうかを実験してみたいと思います。
髪の毛よりも細い。
中華ノギスで測ると、オリジナルより細い0.01mm。
細すぎて、巻けません! 見えません! そして簡単に切れてしまいます。ミノムシクリップで挟んでも挟む力が弱いのか、1.5Vで全く赤くなりませんでした。
実験するのもイライラするので、諦めてもう少し太いのを買い直すことにしました。
0.06mmニクロム線
0.03mmが実測0.01mmだったので、倍の太さを買えば黄金カイロと同じ実測0.02mmになるだろうという読みで0.06mmを購入しました。
お店の説明では、0.1mmが143Ωで、0.06mmが396Ωとのこと。抵抗値は約2.8倍です。
実測0.04mm。あれ? オリジナルより太いけど、その分巻きやすいか。
コイル状に10巻きほど巻いて、乾電池を繋げてみると・・・
赤くならない。
ミノムシクリップの接触が悪いのか、巻き方が悪いのか。何度やってもダメです。
ニクロム線は難しいです。1.5Vにこだわるのが面倒臭くなってきました。
交換作業
結局、最初にamazonで買った0.1mmを3.7Vで使うのが簡単という結論に達しました。
火口の足をペンチで曲げ、片側にニクロム線を括り付けます。
左側に線を縛り付けてから、ゼムクリップを使ってコイル状に巻く感じで。
コイル状に巻けたら、右側の足に括り付けます。そしてペンチで足を曲げ戻します。
当時は発明されていなかったLi-ion 14500を点火器に入れて使います。
乾電池よりも簡単に、力強く熱せられます。
まとめ
乾電池1本1.5Vでニクロム線を赤熱させるのは意外と難しいです。細いニクロム線を使えば抵抗値が増えるので、熱に変わりやすいのは理解できるけど、簡単には真っ赤になりません。
細くなると巻き難いし、切れるし、見えないし、0.1mmぐらいが扱いやすいです。
0.1mmなら3.7Vで赤熱させるのも簡単です。
コールマンのポータブルイージーウォーマーの点火器が3Vなのはそういうことか。(納得)
コメント
Twitchを見てたら、たまたま製作工程をLive配信してる人がいたんですが、電子タバコ用のクラプトンワイヤーって何か参考にならないですかね?
物は⇓こんな感じです。
https://www.instagram.com/franktastischecoils/
クラプトンワイヤーっていうのがあるんですね。
初めて知りました。名前はエリッククラプトンから来ているんですね。
多分、赤熱はしないと思うんですが、ベンジンを気化するブースターみたいな機能を持たせ、バッテリーとハイブリッドのカイロとかができるかも。
面白そうです。情報ありがとうございました。
思ったんですけど、1.5V用の豆電球の中身とか使えないんですかね
使えると思いますが、取り付けるのがまず無理です。
持っただけでグニャっとなってしまうと思います。