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【EP-904A】インクジェットプリンターの廃インクパッド交換【リセット】

インクジェットプリンターというか、複合機の「廃インク吸収パッドが限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください。」というエラーメッセージが出て、使えません。

ということで、DIYで交換します。

パッドの購入

まずは、新品のパッドをオクで購入しました。今回は頼まれ仕事なのでコストは気にせず、パッドとCD、解除キーがセットで2,000円の商品を買いました。

EP-904A用にカットされたフェルトが入っているので楽ちんです。

交換手順

大まかな流れは、1)廃インクパッドを取り外し、2)インクを吸ったパッドを取り除き、3)ケースを洗浄、4)新品パッドをはめ込み、5)取り付け、6)ソフト的にリセット。

廃インクパッドはネジ1本抜けば取り外せるように出来ています。

はじめに本体の底を上にします。

後ろ側のネジ(左)を抜いて、その下の穴をマイナスドライバーで押せば外せます。

 

チューブが繋がっているので、軽く引っ張って外します。

 

インクが手につくと厄介なので、使い捨て手袋をしたほうがイイと思います。

 

インクを吸って真っ黒になった「廃インク吸収パッド」をほかします。

 

ケースを台所へ持っていって水洗いします。

 

新品パッドを詰めて新品に蘇らせます。あとは元通りホースを繋げて本体にセットします。

ソフト的にリセット

本体の画面に出ているエラーメッセージを消して、使えるようにします。そのために使うのはWicResetというWindows用ソフト。ネットからダウンロードしてインストール。

セラーから通知されたURLからダウンロード。Mac用もあるのかどうかは知りません。

言語を日本語に設定したほうが分かりやすい。[Read waste counters]をクリックすると

カウンター(回数)が限界に達していることが表示されました。

[Reset waste counters]をクリックして

セラーから知らされた1回限りの解除キーを入力して、[OK]

 

しばらく放っておくと、リセットされます。

プリンター本体の電源を入れ直してみると

カウンターはゼロにリセットされていました。

 

本体は正常に起動して、使える状態になっています。

まとめ

  • 今回は頼まれてEP-904Aの廃インク吸収パッドを交換しました。オクで買った交換キットは専用のパッド(フェルト)と、解除キー、ソフトウェア、取説がワンパッケージになっているので、簡単でした。誰でも交換できると思います。(作業時間は1時間程度)
  • 解除キーはジェネレーター的なソフトで作られているんじゃないかと思いますが、よく分かりません。
  • EP-904Aは廃インクパッドの交換がネジ1本外すだけでできる設計には関心しました。
インクジェット目詰まり直し
久しぶりにインクジェットプリンターでプリントしてみると、マゼンタとイエローが全く出なくなっていました。ノズルが目詰まりしたのか、シアンとブラックのみ出ています。 インクジェットはコレが面倒くさいんですよね。やっぱりレーザーが楽でいい。 分解...

自分の使っているインクジェット[PX-V780](中古1,000円)だと、全分解が必要です。

コメント

  1. 匿名 より:

    30年以上前にロシア語のソフトウェアしか見つけられなくて大変でしたが手順的には同じですね。
    当時は一部の中古PC店やリサイクルショップなどで再販する時に行われていたのですが、敷居が高く認知度の低いマニアックな話でした。

    • oink! より:

      ロシアはそういうハッキング的なWAREがありますね。
      20年ぐらい前まではP2Pで探せば見つけられましたが、今はどうなんですかね。
      もうその界隈からは抜けてだいぶ経つので、現状が気になります。

  2. よう より:

    同じソフトを買うか悩んだことがあります。
    メーカーも売れないと困るのでしょうけれど、カウンターをリセットしなければ再び使えない ってのは、エコでは無いですよね。

    • oink! より:

      修理窓口に依頼したらいくらぐらいなんでしょうね。1万円ぐらい?
      消耗品で儲けるビジネスモデルとは言いますが、簡単に外せるように作ってあるなら、リセットもボタン長押し程度でできるようにしてもらいたいものです。
      リセットするだけならメーカー純正がダウンロードできるみたいなんですが、
      シリアルなどを登録する必要があったので止めました。
      自分のプリンターなら、有り物のフェルトを詰めて対応したと思います。

  3. SG より:

    おお、ウワサにきく エプソンのプリンターの排液パッド交換! 面白いですね。

    うちのエプソンのプリンターは、廃インクタンク(1個千円)があって交換することで、リセットされます。
    10か月で1個です。インクは、5種類、フルセットで7千円くらい。最近は印刷する枚数が減ったので、2年くらい持ちそう。
    減ったといっても 毎日数枚フルカラー印刷するレベルだと、目詰まりがあまりなくて、目詰まりしたらクリーニングで復活します。
    いままで、hpやキヤノンののインクジェットプリンターを3,4年で買い換えていた頃と比べて、互換インクも使わなくて、純正でも安いし、プリンタのインク漏れやにじみで悩むこともなくなりました。

    • oink! より:

      廃インクタンク(1個千円)があって交換することで、リセットされる
      というのはユーザーフレンドリーですね。
      インクカートリッジと同じような仕組みなんですかね。
      ウチはカラーレーザーメインで、インクジェットを使うことが減りました。
      でも色ベタはインクジェットのほうが綺麗ですね。

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