【ネジ止め】犬に食べられたギタースタンド【修理】

買ってから10数年経っているギタースタンドがあるのですが、ギターを乗せるU字の部分が壊れてしまいました。まあ買い替えてもイイんですが、チャッチャと修理することにしました。

愛犬マー君は先端部を噛んで、ちゅうちゅう吸うのが楽しいようで・・・

現状

犬にとってはもふもふの毛が気になるようで、柵の向こう側にあるにも関わらず、鼻先を隙間から突っ込んで、噛んでボロボロになってしまいました。

犬に食べられたカバーとウレタンのチューブ。先端のキャップは無くなってしまいました。

犬の仕業では無いと思いますが、軸が抜けてしまっています。

U字の金属の中心に穴が開けられて、そこに軸がカシメてありました。

U字の金属がギターの重さに耐えられず、切れてしまったようです。最初から穴の位置がズレていたので弱そうです。この部分の肉厚は1mm程度しか無い感じです。

軸も全体がギターの重みで少し曲がっています。

修理

まずはU字の金属の穴から軸が抜けないように、先端にネジを取り付けようと考えました。

軸の中心に2.5mmの穴を深さ8mm程度に開け、M3のタップを切りました。

5mm程度に短く切ったトラスネジを取り付けてみました。

しっかり留まることを確認。

続いてこちらの破断をどうするか。ロウ付けって手がありますが、上手く行った試しが無い。

補強の金具を作って、ネジ止めする方法で行こうと思います。

余り物のアングルをグラインダーで切って、Φ8.5の穴あけ、両脇にM3のタップを切ります。

結構いい加減です。穴位置がズレていたりして。

スタンドのU字金具にも軸穴の両側に3mmの穴を開けました。

あとは短いネジで止めて修理完了。

裏側はこんな感じ。こちら側から軸を入れて、向こう側からネジで止めます。

でけた。

あとは軸の凸位置を合わせてスタンドの穴に通します。

バッチリです。

もふもふの毛も400円ぐらいで売ってるので、それを被せたら完璧です。ただし、この手のギタースタンドって1,000円前後で売ってるんですよね。今回はブログネタとして直しましたが、こんなのはスタンドごと買っちゃったほうがイイかもしれません。