13年前に取り付けたPanasonicのフットライトですが、明るさセンサーを指で覆ってLEDを点灯させてみたら・・・新品時の明るさの1/10ぐらいまで暗くなっていました。
暗い! 1日12時間の13年として、約57,000時間。40,000時間超えて、とっくに寿命。
13年前との比較
2010年当時の写真と同じ露出に設定して撮影してみました。
ダメだこりゃ。LEDを交換しよう。(どちらもf3.5、ss1/40、ISO1600 )
取り外し
まずは製品を壁から取り外します。
下に付いている溝にマイナスドライバーを突っ込んでカバーを外します。
上下のネジを回し、ボードはさみ金具を緩めます。
器具が外れました。 LBJ70095 10年製
差込コネクタで一時的に絶縁しておきます。(要電工免状)
分解
金具の左右に付いたベロをマイナスドライバーで広げて分解します。
乳白のカバーが板金部材に引っ掛かって留まっている状態。
乳白カバーにフィルムが重ねてありました。LEDはSMDが6個付いていました。
4つの爪を外してLED基板を取り出します。
アンバーの3528が直列に6個。
LED交換
先日Aliで買ったピンセット型ハンダゴテ[YiHUA 938D]を使って、SMDを取り外します。
コテ先を360℃に設定。割りと簡単に取り外しできました。
そして12年前に自作した12V用LEDから取り外したWarmWhiteの3528を移植しました。
ちょっといがんでますが、点けばOK。
LEDを付け替える様子は動画をご覧ください。
点灯チェック
フットライト裏側のVVF差込口に棒端子を取り付けたコンセントプラグを接続します。
明るさセンサーをチューブで覆い、コンセントから100Vを入力すると、点きました!
消費電力は1W以下です。(ワットチェッカーで00W)
取り付け
取り外したのと逆の手順で取り付けます。
明るい!
13年前の新品取り付け直後との比較。
動画
ピンセット型ハンダゴテ[YiHUA 938D]でLED交換~修理完了まで
コメント
赤外線式人感センサー付きなら必要な時だけ点灯するから半永久的に使えそうです。
LEDの寿命(40000時間)というのを初めて経験しました。
真夜中も点灯しているのは無駄と言えば無駄ですね。
まあでも、LED交換すればまた復活できるので良しとします。
ピンセット型の元は取りましたね。
しかし・・・活線をよう触りますねぇ(自分は無理です^^;)。
>ちょっといがんで・・・
”いがむ(=歪む)”は関西方の言葉だと思ってたんですが、Netで調べたら違うんですね。
もう最近はほぼ活線作業です。ゴム手袋嵌めて、そうろとやれば大丈夫です。
”いがむ(=歪む)”とか、古い言葉は割りと西の広い範囲で使われてるみたいですね。「ねき」とかもそう。
古い言葉と言えば、「はしり」とか「ぼっかぶり」とか。昭和の頃はみんな使っていたと思います。廃れるのは寂しい・・