家の中で使っているホースリールがあるのですが、リールの内側から水が漏れているようで、床がビチョビチョになってしまいました。このままでは使えないので修理します。
洗濯機用のワンタッチコネクタを取り付けて、屋内専用にしています。
漏れてくるのはリールの根元付近。
分解手順
まず初めにハンドルを外します。樹脂製のハンドルは穴に差し込んで、2つの爪で引っかけて抜け止めになっているタイプです。
マイナスドライバーでこじって外しました。
続いて反対側の上の方にあるネジ4本を抜きます。
中心のコネクタも外しました。ホースも抜いてみましたが、ここは水漏れとは関係無いです。
リールの円盤2パーツはネジ3本で固定されています。
リールから伸びたコネクタは樹脂製のEリングで本体ケースに留まっています。
Eリングは指で開く方向に広げたら外れました。
これでリールが本体ケースから取り外せました。
ネジ3本を抜いて、2つに分かれました。
水漏れ原因
漏れていた箇所が分かりました。リール中心付近のホースが折れ曲がった所に小さい穴があいていました。ここを取り除いてやれば直りそうです。
穴から1cmほど横の位置をカッターで切りました。
バネはホースが折れ曲がって水の通り道が塞がれないようにするための物でしょうか。
少し短くなりましたが、水漏れ箇所は無くなりました。
あとは逆の順序で組み直せば修理完了です。
ココの紺色のネジが何度やってもネジ山がズレて、きっちり締まりません。水漏れは無いので一応これでOKとしますが、ちょっと気持ち悪い。
まとめ
ホースリールの組み付け構造が分かってしまえば、分解は簡単でした。また、水漏れ箇所がすぐに見つけられたので、修理作業時間は20分程度でした。注意すべき所は樹脂ネジがバカになりやすい事ぐらいです。
ちなみにこのアイリスのホースリール、ノズルをリールの先に付けることもできるのですが、これは本体側に付けています。洗濯機用の蛇口に取り付けてから、リール本体を持ってベランダなど使う場所までホースを伸ばしながら移動します。こちらのほうが使いやすいと思います。
家の中で高圧洗浄機を使いたい時にもホースリールがあると便利です。
コメント
修理お疲れ様です。
このようなホースや水道関係のメンテナンスをする度に各社パーツを統一化してくれたらなぁ…と思います。
壊れても部品のみの購入が難しいので。
水道系の金具は各社共通性がありますけど、この手のは難しいですね。
製品買っても3000円だと、補修パーツは考えてないでしょう。
樹脂のネジを締め付けるとコキッて1周戻ってしまうのは何とかならないものでしょうか。
もしかしたら締めすぎて破損することを防止するため一周回るようになっているのかもしれません。
そういうことも考えられますかね。
リール内側のネジはきっちり締まるので気持ち悪いです。
このホースリール本体を持って移動するやり方は、さっそく取り入れてみましたがこのほうが何かと使いやすいですね!
特に収納時は汚れたホースを持ってリールに導いてやる必要がないのがストレスフリーです
巻きながら蛇口の方へ歩いて行けばホースを引きずらないので良いと思います。
大きいホースリールだとキツイかもしれませんが、コンパクトなリールならこっちが便利ですね。