反りやすいABSをきれいに出力したいと考え、ヒーテッドベッドを追加しました。
このプリンターで作った専用の脚でベッドを支えています。
タオバオのMicroMake直営店でヒートベッドと電源のセット(約3,000円)を買いました。ついでにガラスのベッド(450円)も注文して、送料入れて7,000円ほど。
付属のはずのネジが入って無いのは流石中国。それ以前に不良品でした。(後述)
最大電流は16.5A。ところでこの孔の開いていないプラグは何なんでしょ?
プラグはセリアで買った延長コードを切って使うことにしました。
取付け方法を設計。基板を冷却しやすいように高下駄式にしました。
ベッドを支える脚をABSでプリントしました。上面はヤスリで平らに仕上げます。
STLデータをThingiverseにアップしました。ご自由にどうぞ。
ベッドの下に100均コルクシートを置き、熱が逃げず、基板に熱が伝わらないようにします。
ホットベッドに密着しないほうがイイかなと、こんな構造にしました。
裏から見るとこんな感じ。
コードをコントロール基板に繋ぎ、MICROMAKE.inoを起動したら、Configuration.hの140行目、TEMP_SENSOR_BEDの設定を0から5に変更します。
液晶画面にHのアイコンと温度が表示されるようになりました。でも何故か0℃のまま。
ルーペで見ると、NTCサーミスタが割れているみたい。これを交換してみます。
右下のチップは交換用に秋月で買ったNTCサーミスタ 100kΩ1608サイズ。
よっしゃ~!! チップをハンダ付すると温度が表示されました!
ホットベッドを使うと電流が増大してプラグ部分が溶けそうなので、DCジャックの根元に電源コードを直付する形に強化しました。(プラス側はハンダ付け用の孔が用意されています。)
ICはかなり発熱するらしいのでヒートシンクを貼り付けました。
ベッドの組付、高さ調整がしやすいように脚側にネジを固定する形に。
固定完了。この上にガラスを置いて使います。
大電流が心配なので、測ってみようと思います。電源装置手前にワットチェッカー、DC12V出力端子に電流計を繋ぎました。(温度設定はホットエンド:220℃ ベッド:60℃)
ホットエンドのみ:最大53W・3.35A(*12V=40.2W)、アイドル時8W・0.16A
ベッドのみ:最大131W・8.42A(*12V=101W)
プリント動作中最大187W (電流は足し算で12A前後)
一番心配なのは12A前後の電流に基板が耐えられるのか?ということですが、壊れたら考えます。あとは基板冷却用のファンを追加する予定です。
(2015-10-26 heated_bed1)
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