ハンギング式超音波加湿器を改良し、火山が大噴火するように水煙が勢いよく噴出する超音波加湿器ができました。
天井付近から霧が拡散し、インテリアのアクセントとしても面白いかと思います。
構想
今度のは、今までに作った2つのタイプを合わせ、効率よく加湿することを目指しました。


ミストメーカーで作った霧をドーム内に閉じ込め、空気を送り込んで天井から噴出させます。
中の部材は前作の屋根の直径を小さく、4本の柱を短く調整し、作り直しました。
ドームの下に屋根があるので、水飛沫がてっぺんから出ることはないはず。
ミストメーカー
ミストメーカーはもう一つ大きいサイズのものを買ってみました。大きくなると霧の量が増えるのか、粒が大きくなるのか、よく分かりません。こちらもDC24Vで動作します。
Aliで500円前後で売ってます。
先に買ったものと比較すると、ディスクが1.5倍ほど大きいです。(左:12mm 右:17mm)
鉢の底板
ミストメーカーを鉢の底で安定させる円盤です。
大きいミストメーカー用に作り直しました。
大小ミストメーカーが安定させる筒。コレを底板に接着します。
大きいミストメーカー用
ドーム屋根と柱を付け替えれば、小さいミストメーカーも使えます。
ドーム屋根
鉢に被せるドーム型の蓋です。作りやすいように、2つのパーツに分けてプリントします。
フィラメントは透明ABS。
鉢の内側で引っかかる部材。これをドーム屋根の下端に接着します。
接着後、霧が隙間から漏れないようにシリコンシールを薄く塗っておきます。
ブロワファン
急須型で使った5Vブロワファンをそのまま流用します。別途注文した24Vファンが届いたら、ミストメーカー駆動用の電源から取る形に直すつもり。
陶器には吸盤がしっかり付くので、汎用性あります。
組み付け
ミストメーカーを飛沫防止屋根に取り付け、それを鉢の中に置きます。
ミストメーカー上部より1cmほど水を入れると霧の発生が多いです。
ドーム型屋根で蓋をします。
内径8mmの耐油ホースを使いました。耐油ホースの方が透明のものよりも柔らかいです。
ホースが太くなって、風量も増えました。(急須型比)
まとめ(動画)
ミストメーカーは大きい方がミスト量が多いように思います。ホースを太くして正解でした。火山の温泉ような水煙が勢い良く出ます。
課題はドーム屋根と鉢の密閉性が弱いこと。とりあえずテープで押さえつけているので霧の漏れはありませんが、給水の利便性を考えると、ここは改善したい箇所です。
超音波加湿器は、7年前に作った気化式加湿器よりも加湿のスピードが早いです。もう乾燥シーズンは終わりましたが、アロマディフューザーとして今後も活かせます。
コメント
すごいですね
きゅうす型よりはるかに、モクモクが多いですね
これなら、窓辺にでも置いとけます・・引っかかって倒しちゃうかな
これくらいモクモクなら、いいんじゃないですか
始めてみる人はなにこれって、おもうでしょうね
忍者煙球って言っとけばいいかな。
>忍者煙球
命名していただきありがとうございます。
私は火山鉢って呼んでます。
急須型は置く場所が制限されるのが難点でしたが、これはシャワーのように霧が上から拡散するので机や床に置いても使えます。
ハンギングすると、何だこれは?って感じで気に入っています。