5.5x2.1のDC延長ケーブルの中間部に小型降圧DC/DCボードを挟み、12Vを5Vに降圧する電源コードを作りました。
一見するとフェライトコアのようですが、[MINI-360]基板が入っています。
ケース作り
DC延長コードの途中に小型の降圧モジュール[MINI-360]を挟むアイデアは固まったのですが、それを収めるケースをどうするかという話です。
最初に考えたのはΦ15のパイプを切って、中にDCDCボードを詰め込み、両側を市販のゴムキャップ(グロメット)で栓をする方法です。
15mmのブラック丸パイプ ABS
MINI-360基板のサイズは17.272mm✕11.176mm
パイプの内径が11mmで、ギリギリ入らない。のこぎりで溝を掘れば入りそうだけど、加工が大変だし、ピッタリ合うゴム栓を探すのも面倒くさい。
オリジナルのケースを設計したほうが早いし、工作も楽です。
外径16mmのモナカ構造のケース。同じ形を反転(回転体を2つ割)しています。
CURA上で複製して同じものを2つ、ABSでプリントします。
20分ほどでプリント完了。
組み立て
DCコードはカモンの延長コードを使うと便利です。
[5521-20E] 2mが200円ほど。
半分に切って、切った所にDC-DCコンバータを繋ぎます。
入力側にジャック、出力側にプラグとしました。
右側がジャックですね。
12Vのバッテリーパックを電源とします。
電池パックの電圧は12.58Vあります。
半固定抵抗のネジを回して5Vに調整します。
微調整が難しい。まあこんなもんで良かろう。
抜け止めに結束バンドを付けてケースに収めます。
ケースを合わせ、熱収縮チューブで締め付けて完成。(接着していません。)
まとめ
小型DC-DCボードを使って12Vを5Vに変換する電源コードを作りました。
電源は18650が3Sの12V電池パック。
この降圧コードを繋いで5Vに下げます。
以前作ったクリスマスツリー用の電飾でテスト。特に問題なく使えます。
玄関の電飾で使っている3Vのリチウム電池が空になったら、12V電池パック+このDC降圧コードに交換する予定なんですが・・・もう1ヶ月以上点きっぱなし。いつになるやら・・・。
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