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ビーフパティを作る

ハンバーガー用のビーフ100%・混ぜ物無しの冷凍ハンバーグが欲しくて自作してみました。

そうこの感じ!マクドのハンバーグもこんな感じでした。(遠い昔のバイトの記憶)

市販の冷凍ハンバーグ

今までは業務スーパーの『焼上ハンバーグ』を使っていました。ボリュームと安さは満点なんですが、ビーフ100%のマクドナルドのあの味とは別物です。

1個あたり39円ほど(税込み)。焼いてあるのでレンジで温めるだけ。簡単です。

腹にガツンと来ますが、混ぜ物増量感が何とも・・・。さすがにこの味に飽きてきました。

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ビーフ100%で何も混ざっていない、ひき肉をただ固めて凍らせただけのハンバーグ。

↓こんなやつが欲しいんです。

https://amzn.to/4947ucr

オレンジベイフーズの100%ビーフパティ

Costcoで買うと10枚で1,358円。会員を辞めてからだいぶ経つし、会員に戻る気も無いし。

じゃ作ってみるか。

型枠の作成

業務スーパーで売っている伊藤製パンのバンズに合わせて、直径90mmのハンバーグ用型枠を作ります。食品用なので、植物由来であるPLA(ポリ乳酸)で出力します。(人体への影響は分かりませんが、厳密に考えるなら添加剤の入っていないものが良いかと思います。)

出力に1個当たり40分程度掛かりました。

厚み9mm/10mm/12mmの3種類作ってみました。右上は枠から外す道具とスキージー。

9mm厚の枠の重さは6.4g (10mm厚は6.8g 12mm厚は7.7g)

ひき肉を購入

肉が安いスーパーに牛100%のひき肉を買いに行ったのですが、残念ながら売ってませんでした。仕方なく実験用と割り切って合挽きを買ってきました。

牛豚比率は不明です。まあ激安なので良しとします。 57円/100g(税込み)

肉を詰める

下にラップを敷き、型枠を置いてひき肉を詰めます。

型枠は縁のある方を上にして置きます。

ひき肉は軽く握りつぶしてから手で押し込みます。一切混ぜもの無しです。

スキージーで押さえつけ、余分な肉を削り取ります。

成型完了。

重さを測ると、68.5g 。てことは、型枠の重さ6.4gを引くと62.1g。

同様に10mm厚は68.2g(net)   12mm厚は83.5g(net)

アルミプレートの上に置いて、2時間ほど凍らせます。

冷凍ビーフパティ完成! 見た目は狙い通りです。型枠の取り外しは指で肉を押せば簡単に外れました。(下から12/10/10/9/9mm)

調理

早速一番候補の9mmのパティを焼いてみました。味付けは塩コショウのみ。

フライ返しで押さえながら、両面焼きます。

しまった!収縮率を計算に入れていなかった。直径で10mmぐらい縮んでしまいました。

厚みは9mmで丁度良さそうです。味もマクドのハンバーガーに近いです。食感はほぼ同じ。

まとめ

型枠で冷凍パティを作るという目論見はバッチリ。型枠は上手く機能しました。誤算は焼くと小さくなること。10%程度の収縮率を考慮すべきでした。

合挽・混ぜもの無しのハンバーグの味ですが、『焼上ハンバーグ』とは比べ物にならないほど美味しかったです。マクドのハンバーガーにかなり近い味で、合挽きでも十分満足できます。

この後、型枠をΦ100に拡大して作り直しました。今度は牛100%の挽き肉を買って来て、食べ比べてみる予定です。(↓)

自作ビーフパティver.2完成!
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(満足度:85)

コメント

  1. S爺 より:

    型枠を作る時は、完成品への処理で寸法変化することを考慮にいれる必要があります。
    さすが、3Dプリンタで型枠を作って ってところで、サイズが焼くことによる縮小分が補正されているのか?と思ったら… (笑)

    焼いて膨張するものもあれば、焼いて縮小するものもある。オチが、意味深いものになって良いですよ。

    • oink! より:

      縮むことがすっかり頭から抜けていました。
      肉の型なんて初めてですからね。
      でもすぐに二次試作ができるのが3Dプリントのイイ所。
      モデルの直しに5分、出力に40分です。

  2. OJISAN より:

    しかし、まめな方ですね感心します
    なんでも作るんですね・・暑いのにご苦労様です
    3Dプリンタで型枠をつくる・・・笑ってしまいました
    美味しそうなバーガーですね・・私は好きですが一個は食べ切れません残念
    肉は焼くと縮むんですか・・おはずかしい

    • oink! より:

      欲しいものが手に入らないなら作る。これですよ。
      同じカタチの円盤が簡単にできるので楽しいですよ~
      常に5-6個冷凍庫にストックしておけば、いつでもハンバーガーが食べられます。
      肉は結構縮みますね。フライ返しでジュージュー押さえつけてもダメでした。

  3. 城太郎 より:

    初めまして、いつも楽しく参考にせてもらってます!

    こちらを見て、同じANYCUBIC i3Megaの3Dプリンター買ってしまいました
    CAD(フリーソフト)でお勉強しつつ、公開されてるデータを射出してはしゃいでます♪
    (*´▽`*)

    そしてずっとマックのパティが安く沢山家で食べたかったので、
    今回の自作パティ記事本当に嬉しいです!
    自分もちょっと型作ってみます
    (∩´∀`)∩

    • oink! より:

      そうですかそうですか。
      i3Megaは安いけど、良くできた機械だと思います。
      パティの型枠のような形はモデリングの練習にも良いかと思います。
      作ってもそう時間が掛からないと思いますが、後日データをthingiverseに
      公開しますので、必要なら使ってみてください。
      ハンバーガーには玉ねぎとかが入っていないハンバーグが旨いです!

  4. tara より:

    よくやるなの一言です…

    型枠なんですが
    アマゾンで見たら上から押し付けるタイプで
    販売してるんですね

    枠を横に引っ張ったりして
    サイズの調整ができたらいいのになーと
    思いました笑

    • oink! より:

      押し付けるタイプも、輪っかの型も売ってますが
      ハンバーガー用のサイズじゃないんですよね。
      100mmの塩ビ管を輪切りにすれば良いかとも考えたんですが、
      3Dプリンターのほうが楽に綺麗に作れます。
      サイズを可変にするならラック&ピニオン式のホースバンドみたいな物ので
      できるんじゃないですかね。

  5. OJISAN より:

    >100mmの塩ビ管を輪切り
     この辺りが違うんですよね
    >可変にするならラック&ピニオン式のホースバンド
     ここなんか全く違いますね、いっくら考えてもここにはたどりつかないですから
     もう神の領域ですね。

  6. しん より:

    収縮したサイズが食べやすそうで、私にはちょうど良い感じに見えました(笑)

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