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一体型直管LEDスタンドを作る

以前短く改造したダイソーの直管LEDランプですが、ウチに使える器具が無く、放置してありました。今回それにスタンドを付けて、デスクライトとして使えるようにしました。

ランプとスタンド一体型なのが特長です。軽いので片持ちでも十分支えられます。

LED蛍光灯+フレキシャフト

光源として使うのはダイソーの直管LEDランプを改造して、54LED(3並列)から36LED(2並列)に減らした物。全長は580mmから436mmに短くなっています。

片側に100Vを給電すればいいので、コードの処理が簡単です。

ダイソーのフレキシャフトで直管LEDを支えてやろうかと考えました。

設計

直管LEDランプを支える部品は3Dプリンターで作ります。筒状のケースにフレキシャフトがきっちり嵌まるようにしておき、そこに直管LEDを差し込む構造です。

フレキシャフトのソケット側が嵌まるようにしました。

机への固定は、金属フレームに磁石でくっつける方法で行こうかと思います。

シャフトの6角軸側はメガネレンチのように角度が変えられるようにしました。

フレキシャフト1個ではLED蛍光灯の位置が低いので、アルミパイプを継ぎ足す形とします。

アルミパイプのエンドに嵌め込む部品。6角軸とのクリアランスは0.15で丁度ピッタリです。

3Dプリント

Anycubic i3 megaからABSで出力します。

直管LEDを保持するためのパーツ。

下側の6角の軸を支える部品。

マグネットを嵌め込む部品。

アルミパイプのエンドに嵌める部品。

組み立て

電源コードを通したところ。LEDランプを接続し、コードを引っ張りながら嵌め込みます。

Φ6ネオジム磁石13個で超強力。接着剤を塗ってから押し込んでいます。

上から滑り止めの布テープを貼り付けます。

2つの部品を接着。

Φ15アルミパイプにエンドキャップを取付け、そこにフレキシャフトを差し込みます。

下側はダイソーで買った、6角ドライバービットを芯にしました。

完成

電源コードにコンセントプラグや中間スイッチを取付けて完成です。これをデスク横のフレームにくっつけて使います。

ただ、左右の傾きに対してちょっと弱いので、改良を加えることにしました。

横幅を倍の120mmに、磁石を2つ追加して、作り直し。これでバッチリ、完璧です。

明るいです。LEDドライバーは何も弄っていないので、LED1個あたり80mA流れています。

まとめ

簡素なLEDデスクライトができました。このLED蛍光灯は片側給電で、しかも軽いのでこのような片持ち式の構造が可能になります。

ダイソーのフレキシブルシャフトは直管LEDの重量を支えるには十分な強度(硬さ)があります。当初、フレキシブルな給水管を使おうかと思ったのですが、接続のしやすさを考えると、ダイソーのフレキシャフトで正解でした。それと、副次的な機能として、アルミパイプを軸にして直管LEDを手前に引くと直管LEDが回転し、一定方向を照らし続けるのが面白いです。

(満足度:90)

コメント

  1. 匿名 より:

    ほんとにビックリというか、感心というかフレキシブルシャフトを使うところ
    接続に、ドライバビットを使うとか・・もう感心しっぱなしです
    特にフレキシブルシャフトはねぇ、自分も所持してますがこんな使い方は
    全く思い浮かびません
    >直管LEDを手前に引くと直管LEDが回転
     これは、おもしろいですね笑ってしまいましたシャフトがつながってますからね
    これからもグットアイデアを期待します。

    • OJISAN より:

      名前が消えちゃいました
      真空管CPUのOJISANでした

    • oink! より:

      いつもありがとうございます。
      フレキシャフトを使うと自由に曲がる上、硬さも丁度いい感じです。
      両端が6角軸なので、つなぎ合わせるのも簡単。いいことずくめです。
      照らす方向が回転するのは面白いですよ。

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