そもそもの話になりますが、タオバオで買ったヒートベッドが不良品で、チップNTCが割れていました。そこで秋月で買った100kΩのチップNTCに交換したのでした。
電源とセットでで3,000円の品。
中国から届いた時の状態。下のチップが秋月のもの。
100KΩのNTCサーミスタなら使えると思っていたのですが、間違いでした。
秋月のはB定数4250Kというタイプで、3950Kを使わなければいけなかったのです。
プログラム上では3950の抵抗値に合わせて温度が計算、表示されるので、4250を使うと誤差が生じます。どの程度ズレているのかテスターの温度計て測ってみることにしました。
低い温度では差は小さいですが
プリンターが115℃と認識しているのは実際は90℃。(多分85℃ぐらい。)
90℃(85℃)にしたい時は115℃に設定すればいいので使えないことはないですが、正しく表示されたほうが気分的にもイイです。なので3950に交換します。
以前Aliで買ったNTC3950。(コード付きが5本で$2ぐらい)
秋月のチップを外してハンダ付け後、カプトンテープで留めました。
こちらも温度を測ります。
ヒーターに電気を入れる前。室温は16℃ぐらいですがテスターは22℃と表示。
ヒーターON。
テスター106℃でNTC3950が100℃。
同107℃で101℃
NTC3950とテスター(MASTECH)のカーブがほぼ同じです。テスターが5-6度高めに出ている感じで、交換したNTC3950の数値の方を信じて良いように思います。
(2016-03-04 /ntc3950)
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