エアクリーナーを開けてみようと思います。最後に開けたのはいつだったか・・・。10年以上前の気がします。色々外さなきゃならないんで、面倒くさいんですよね。
3XVのエアクリーナーは気筒ごとに2つに分かれています。こちらは左シリンダー側。
ケースを開けてみる
ガソリンタンクを外し、左シリンダー側のエアクリーナーを取り出しました。
ぐうぇ~(声にならない叫び)
半分程度のスポンジが朽ちて、フィルターの役目を果たしていません。
続けて右側。
右側はタンクを外す必要がないのでちょっと楽なんですが、そう頻繁には開けないですねぇ。
ゴミも何も素通りです。もう笑うしか無い。スポンジはどこへいってしまったのか・・・
スポンジ購入
ヤマハ用の10mm厚の汎用エアフィルターをモノタロウで買いました。1枚300円ほど。
形になった純正品は800円ほどします。切るのは大した手間でもないので、ケチりました。
安全を見て2枚買いましたが、1枚で足りましたね。
デザインナイフで切り取ります。
右側もカット完了。
シールも汎用
ケースの合わせ目に嵌っている部品です。パーツリストではシールという名称で、輪になったスポンジ状のパッキンですが、クロロプレインラバーというのが近い感じです。
最初にΦ3を買ったのですが、細かったのでΦ4を書い直しました。250円/mほど。
スポンジ状の断面です。
交換・組付け
スポンジに2ストオイルを軽く浸して、クチャクチャ揉んで、馴染ませます。
溝にクロロプレインラバーをはめ込み、切ってから端面同士に接着剤を塗っておきました。
タッピンネジがバカになっている所はM5のネジとナットに交換しました。
この後右側も同様に交換して、完了です。
まとめ
湿式エアクリーナーはスポンジが加水分解でボロボロになります。メンテナンス性の悪いレーサーレプリカだから放っておいたというのが言い訳ですが、こんなひどい状態になっていたとは全く予想していませんでした。
素通りのエアクリーナーが不調の原因の一つであることは間違いないと思いますが、右シリンダーは快調だったのが不思議です。
シールはクロロプレンラバーという丸紐を試してみましたが、元から付いていたシールと比べてみると、質感は同じなので、多分これで代用できると思います。
コメント
へぇ~
湿式のエアークリーナーってこうなってるんですか、初めてみました
でも、オイルをクチュクチュさせてスポンジを濡らしてしまって空気が通るんですか?
ブッスンブスブスってならないですかねぇ
古いスポンジはきっとシリンダーに吸入されて燃えてしまったんですね
その時は、馬力がアップしたかなぁ・・・ないない
関係ないけど
クリーナーを外す時に写っているシャーシーの熔接はみごとですね、美しいです。
オイルを塗って、そこに汚れがまとわり付くんだと思います。
塗りすぎたとしても吸われて燃えちゃうんじゃないでしょうかね。
スポンジも燃えちゃったのかな?
>熔接はみごとですね、美しいです。
手作業なんですかね。素人にはこんなふうにビードが上手く出来ません。
TIG溶接機とかMIG溶接機を試してみたいです。