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10%程大きく出力される問題の解決

先日作ったフィラメントリールを受ける部品ですが、何故かデータ上の寸法より大きく出力されています。どこかで設定をし直す必要がありそうです。

s-3d_gosa015
データ上の寸法は20mmなんですが、出力すると22mmに増えていました。(CG)

 

まずは基準のモデルを作って出力してみることにしました。

s-3d_gosa002

ライノで作って、STLでエクスポート。

 

s-3d_gosa003

Curaで開いて出力してみます。

 

s-3d_gosa004

角が少し反って床から剥がれて来ましたが、何とかプリント完了。

 

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測ってみると、40mmのはずが44.4mm。やっぱり10%ほど大きくプリントされています。

 

s-3d_gosa006
Z方向は10mmで、正しく出ています。

こういう場合はconfiguration.hでロッド周辺の設定寸法を弄ると良いとのこと。

s-3d_gosa001
この辺りですが、各名称の意味は下の図がよく分かります。

 

1424587572
Steve Graber”CERBERUS 3D PRINTER OFFSETS”-Google+(リンク切れ)

ここで気になったのは91行目DELTA_EFFECTOR_OFFSETの24.0という設定。

s-3d_gosa007
実際にこの部分を測ってみると34mmぐらいあります。

 

s-3d_gosa008
設定されていた24mmは多分旧タイプの寸法ではないかと推測します。

ということで、DELTA_EFFECTOR_OFFSETの数値をまずは32に変更してみます。

s-3d_gosa010
プリント時間短縮のため、基準モデルの底形状を少し修正しました。

 

s-3d_gosa012
プリントして測ってみると、40.5mm。だいぶ近づいてきました。

 

s-3d_gosa013
あと1mm増やして33.0で書き換え。

 

s-3d_gosa014
これでピッタリです。

 

s-reel_uke215
ネジ止め方法をもう少しスマートな形に変更して、もう一度プリントしてみます。

 

s-reel_uke221
隙間もしっくり。上手く出来ました。

こういうふうに答えを探しながらひとつずつ解決していく作業はRepRapの醍醐味。もっともトラブルは無い方がいいに決まってますけどね。
一応データ通りの寸法で立体が作れるようになったので、じゃんじゃん出力して行こうと思います。それにしてもモデルデータを作ってすぐに形が出来るって、楽し過ぎますよ(^w^)

 

STLデータをThingiverseにアップしました。ご自由にどうぞ。

 

(2015-10-19 3d_size110)

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