ボリュームの下にLEDを取付け、エンクロージャーにバスレフポートを付けて、ポータブルなBluetoothスピーカーが完成しました。
パワーONで光ります。う~んイイねぇ。
ボリュームLEDを追加
電源ランプを付けようと思っていたのですが、穴を開けてLEDを挿し込むだけでは芸が無い。付ける場所もイイ所が見つからないので、ボリュームの根元を光らせることにしました。
コレも3Dプリンターで作ります。反射鏡的なギザギザ形状にして、透明ABSで出力します。
この程度なら5~10分程度でプリントできます。(って色々試して4個目ですが。)
ボリュームの穴をリーマーに拡げて、上から嵌め込みます。
組付け
LEDの電源はBluetoothモジュールと並列な形で配線しました。LEDの制限抵抗は240Ω。これだと電流は3mA程度です。
真ん中の壁に設けたU字溝にコードを通し、上からグロメットを挿し込んでフタをします。
Φ3青LEDを少し斜めにホットメルトで固定。斜め下からレンズ全体を光らせます。
吸音材として、スピーカーの後にスポンジの隙間テープを貼りました。
18650は直列みたいな向きですが、上がアンプ用、下がBluetooth用。3.7Vで動作します。
バスレフポート追加
パイプを挿し込んで、前面に穴を開けたらバスレフ式になるように作ってあります。音を鳴らしてみると密閉式だと低音が弱い感じがしたので、バスレフ式で行くことにしました。
Φ12のパイプを挿し込んで、8mmのビットを手で回せば簡単にセンターポンチが打てます。
パイプは長さ30mm、内径8mm。
完成
青LEDがきれいに光ります。ココが一番のお気に入りポイント。
ダイソーの300円スピーカーは素質がイイので、音も中々です。315円で買ったBluetoothドングルも特に問題なく使えます。
ポータブルスピーカーとの比較
今まで使っていたグリーンハウスの”GH-SPM210SRB”とサイズ的に良く似ています。
スマホを繋ぐこともできますが、3.5mmケーブルを使うので、ちょっと面倒くさい。
スピーカーはダイソーのとよく似ています。直径も同じっぽい。
手軽さ、音質共に自作Bluetoothスピーカーの勝ち!(ってことで。)
材料
- PAM8403 3W+3Wアンプ (125円)
- Bluetooth USBドングル [HJX-001] (315円)
- スライドスイッチ[SS22F06G5-G] (30円)
- LINKMAN Φ3青LED (70円)
- アルミ製つまみ[LINKMAN 21X13H] (130円)
- ダイソーUSBミニスピーカー 2個(200円)
- 光モールブラック丸パイプ301 ABS Φ12*1m (15円)
- ニトムズすきまテープ広幅 2m (15円)
合計:900円ほど
まとめ
3Dモデリング~3Dプリント~仕上げ+音質チェック (まとめ動画)
Bluetoothスピーカーは3,000円程度で市販品が買えますが、18650が使える製品は見たことがありません。この青歯スピーカーは余り物の18650が使えるのが一番の売りです。
音質はまずまず。バスレフにして正解でした。このサイズにしては上出来です。同じ位の大きさのグリーンハウスの製品よりも低音がブイブイ出ているので満足してます。ノイズに関してはポップノイズが出るのはアンプの既知の問題として分かっていたので、まあいいとして、Bluetoothモジュールが出している感じのノイズはほとんど気にならないレベルです。このドングルはUSBに挿して仕様通りに使う場合も便利です。300円程度で青歯が使えるんですから凄いですね。
自己採点するなら90点って所ですかね。LEDのパワーランプが上手くできた事を評価したいと思います。これが有ると無いでは満足感は全然違います。惜しい点は電池残量が分からないところ。安いモジュールが売っていれば付けてみたいと思っています。
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コメント
すばらしい!ぜひ欲しいですね。
実はつい先日防水をうたった2千円程度のBluetoothスピーカーを購入したのですが、実際は防水ではありませんでした。まぁそこはどうでもいいポイントなんですが、2つの大きな問題がありました。
1つはiphoneでつなぐと部屋の中で使用できないくらい最小音量が大きいことです。
本体のボリュームを操作するとiphoneまで連動してしまうため、微妙な調整ができないんです。風呂や寝室での使用を考えていたのですが諦めました。
2つめは常に「サーッ」というノイズが出てること。
記事の青歯スピーカーはこれらの問題がなさそうですし、質感もよさそうなのでいいですね!!
どうもどうも^^
ボリュームはボタンをコチコチ押すタイプですよね?
そうだとすると音量を抑えるのは難しそうですね。
ここで使った315円のBluetoothドングルをそのまま使うのもオススメです。
ダイソーのUSBミニスピーカーと組み合わせて、そのまま使うのもいいかもしれません。USBから電源を取るとノイズが乗るかもしれませんが、600円程度で幸せになれそうです。
カッコいいLED照明用ベースも3Dというのが凄いです!
動画のサウンドチェックを聴くと実に豊かな低音です。ダイソー300円スピーカーの底力発揮というところでしょうか。
100円程度で購入できるMP3プレイヤーを内蔵させれば単独でも活用できますね。
> 惜しい点は電池残量が分からないところ。安いモジュールが売っていれば付けてみたい
単純に超小型デジタル電圧計を取り付けて、数値を見て充電目安を自分で判断するという手も。
目安となる電圧は使っている充電池の特性によって異なりますが、一般的には下記データから「3.6V」を目安にすれば良いかも。
https://www.maximintegrated.com/jp/app-notes/index.mvp/id/4189
又、今付いているLEDを生かして青、赤など目視で色が変化して分かる回路を自作するのであれば下記が参考になると思います。
バッテリー電圧モニター回路 (緑、赤)
http://www.catv296.ne.jp/~myergo/batmon.htm
バッテリー残量表示回路(緑、黄、赤) 記事後半に
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/cyotto/cyotto_2007_04.html
尚、PAM8403のポップノイズ対策としてはリセットICを使うのが一番楽に出来そうです。
https://ameblo.jp/eitaro217/entry-12100524931.html
分解してみないと分かりませんが、グリーンハウスのスピーカーはダイソーのと、ほとんど同じような気がします。エンクロージャーの差が低音成分の差になっているんじゃないでしょうか。それにしてもダイソーの300円スピーカーは楽しめますね。
電池残量について色々調べていただきありがとうございます。
自己点滅の方式が面白そうだなって思いました。(理屈はよく分かりませんが)
ボリューム下のLEDの所に、昔100円で売ってたランタンの赤/青、赤/緑の自己点滅LEDを付けて、それぞれの電池の減り具合が把握できれば良さそうです。多分アンプの方が電力を使いそうですね。
ポップノイズはそんなに気にしていないので、このまま何もしなくてもいいかなって思っています。
すばらしいものが出来ましたね、さすがです
実は10日からoinkさんのHPは開けるんですが
その先の記事が開けなくなってしまいました
色々トライしたら、Firefoxでは過去記事も含め全滅ですが
GoogleChromeで何とか開けましたので、コメントを書きました
なんでしょうかね???
横やりで済みません。
私はFireFox主体ですが何の問題もありません。
Edge、Chrome、IE11でも試しましたが正常です。
何が違うのでしょうか…
mytoshiさんありがとうございます
さっぱりわかりません・・・グスンです
oinkさんすみません、ちょっとお借りしました
10日からということは、明らかにサイトをSSL化したことが関係してますね。ご迷惑をおかけしてスイマセン。
httpで始まるURLはすべてhttpsに置き換わってますので、httpのページを読み込もうとして何かエラーが出ているような気がします。
もしかするとFirefoxの設定画面でキャッシュをクリアしたら直るかもしれません。
詳しくは分かりませんが、試してみてください。
ごめんなさい
キャッシュクリア→NGです
不思議な現象 マウスカーソルを記事を読むにあてる→右クリック→新しいウインドウで開く(W)をクリックとやるとなんの問題も無く開くことができて閲覧できます
ますます??です
キャッシュ消去でダメでしたか。それは失礼しました。
firefoxはしばらく使っていないので、よく分かりません。
あとは最新版にアップデートするとかしか思い当たりません。
https://support.mozilla.org/ja/kb/websites-dont-load-troubleshoot-and-fix-errors
oinkさん
ありがとうございました、残念ながら回復しませんでした
今後はChromeで拝見させていただきます
レベルの低いコメントですが、こちらも投稿させていただきます
これからも、おもしろい記事を楽しみにしています。
そうですか。残念でした。
申し訳ありませんがChromeでよろしくお願いいたします。
でも何かやれば解決しそうなので、ちょっと惜しいですね。
> 惜しい点は電池残量が分からないところ。
トランジスタ一石で「青(緑)、紫(黄)、赤」三段階表示可能で、超簡単な「電源電圧低下時の表示装置」ようやく見つけました。
下記リンク先の一番下の「減電圧表示回路」です。ボリュームと抵抗器の値を変更すればリチウムイオン充電池でもOK! 3.3V位に設定するのが妥当でしょうか。
http://vicdiy.com/products/LED_asobi/LED_asobi.html
徐々に変化するところが私は好みです。
数年前に見た記憶があったのですが、前回のコメント時には発見できませんでした。
イイですね!
自己点滅の回路のほうが、電圧の限界が分かりやすいようにも思いますが、
少ない部品点数で電圧の低下が徐々変化して表示できるのは魅力です。
実は今、ケースをデザインしているポータブルアンプに自己点滅LEDの回路を組み込む予定でしたが、こちらの回路に変更しようと思います。
どうもありがとうございました。
この「減電圧表示回路」の基板を作ろうと調べていたのですが、
使われてるトランジスタ[2SA1050GR]ってもう作っていないんですね。
これの後継とか、互換品ってあるのでしょうか?
分かる方、教えてくださいませ。<(_ _)>
oink!さん、作者が2SA1015をミスタイプしたものと思われます。
2SC1815とコンプリの2SA1015或いは適当な汎用PNPトランジスタで問題なく動作します。
ありがとうございます!
助かりました。早速探してみます^^