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【DC099】5A対応中継ジャックを作る【3Dプリント】

5.5×2.1の中継DCジャックはマル信製が0.5Aまでで、高電流対応の製品は一般的には売ってません。そこで5A対応のパネル用DCジャックを使って中継ジャックを作ることにしました。

5アンペアまで行ける5.5×2.1DC中継ジャック。売ってないなら作るべし。

設計

ベースとなるのは金属製のDCジャック[DC099]です。AliExpressで探すと5個入りが$3ぐらいで売ってます。

ジャックをねじ込む形なので、ワッシャとナットは使いません。

https://s.click.aliexpress.com/e/_DFmTrTF

オプションで防水キャップも用意されているので、バイク用にもオススメです。

 

本体部分を3Dプリンターで作ります。コードプロテクターは市販品を使います。

 

タカチのCP-Y85B  0.75mm2の平行コード用のコードプロテクターです。

 

DCジャックのネジピッチが細かくて、ウチに在るタップでは切れません。さてどうするか。

DCジャックのネジ部分をノギスで測り、その数値を基にモデリングします。

何度かプリントしてみて、ネジ山を3巻程度に短く作る方が良いと分かりました。

 

ライノの場合、ネジは[曲線]の[ヘリカル]で直径と長さ(ピッチ)を指示して作ります。

3Dプリント

Brimを付けて、ABSでプリントします。

 

20分程度で出来ました。

 

DCジャックを締め付けて、緩めてを繰り返して馴染ませます。

 

シリコンスプレーを吹いて、ジャックをペンチで挟んで回せば入って行きます。

 

コードプロテクター側はM8のタップでネジを切りました。

 

コードプロテクターは付属のナットを使わず、本体をねじ込みます。

 

 

あとは締め付けるだけ。

 

実際は平行コードをDCジャックにハンダ付けしてから締め付けます。

 

0.5Aまでのマル信製DCジャックとの大きさ比較。一応5Aまで流せるので安心です。
(満足度:90)

 

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