11年ぶりに刷新した自作デスクトップPCが完成したので要点をまとめておきます。
Core i7-3770 + ASUS P8H77-V → Core i3-13100 + ASUS PRIME B760-PLUS D4
ケースは18年前の製品。CPUは第3世代から第13世代へと10世代飛躍しました。
完成までの流れ
LGA1700のM/B購入
Windows11に切り替えるのを見据えて、マザーボードとCPU、メモリーを刷新することにしました。Core i3-13100をベースに内蔵グラフィックを使って省エネマシンを目指します。
とりあえず主要パーツを購入。 合計35,000円ほどかかりました。
事前にMBRからGPTに変換
事前に今後のPC(Microsoftアカウント)の運用方法を検討。
新PCで内蔵グラフィックで使えるように、旧PCでSSDをMBRからGTPに変換しておきます。
パーツの組み立て
全てのパーツが組み込み完了。
大きな問題なくWindows10が起動できました。
Windows10の認証
デジタルライセンスを認証
注意点
- 最近のマザーボードは、外付けグラフィックを付けないとCSMを有効にできない。内蔵グラフィックを使う場合は事前にMBRからGPTに変換する必要がある。
- MBR2GPTコマンドで変換できるが、有料のEaseUSやAOMEIを使ったほうが簡単。
- Windows11を使う場合はUEFIと、セキュアブートが必須項目。
- MSアカウントは新規インストールでも継承される。ただし、M/Bを交換した場合も適用されるのか不安があったので、旧SSDを使って新M/Bを紐づけることにした。
内蔵グラフィックを使っていると、CSMを有効に変更できない。
発生した不具合
(解決済み)
- メモリーが認識しない→ 嵌め直す(ちゃんと嵌ってなかっただけでした)
- いくつかのソフトが認証されない→ S/Nの入れ直し
- 4Kが30Hzになってしまった→ インテルのUHD730ドライバーをインストール
- PT3が使えなくなった(Bon Driverが・・・と出る)→ BiosでPCIセッティング変更
4K60Hzにするには初めにドライバー&サポート・アシスタントをインストールすれば良い。
PT3が使えなかったが、PCIサブシステム設定をDisabledに変更して解決。
まとめ
以前から使っていたSSDをそのまま流用する方法で、CPUとマザーボードを最新の製品に変更することができました。CPU性能は2.3倍にアップし、快適です。
これでいつでもWindows11にバージョンアップできる状態となりました。
良くなった点
- LAN2.5Gのせいか、WEBの表示が明らかに分かるぐらい速くなった
- ファンの音が静かになった。(スリープ中かと思うぐらい)
- CPU性能が2倍以上アップしたため、キビキビ動作するようになった
イマイチな点
- メモリー:16GBだと常に70%ぐらい使われている(Chromeでエラー頻発)
- 内蔵GPU(UHD730)は外付けGPU(GT1030)よりももたつく(気がする)
対策で改善
- メモリーを32GB追加した→ メモリー使用量が70%→20%に低下し、Chromeでエラーが出なくなった
- 外付けGPU(GT1030)に戻す→ 消費電力は増えるが、こっちの方が動作は良さそう
その他の問題点
- YouTubeやTVを見ていると徐々に映像が遅れてくる。
→音声出力をアナログからHDMIに変更したが改善しない。(調査中)
- YouTubeを見ていると、不規則にブツ、ブツと歪んだノイズが発生する。
→オーディオドライバーをASUSのDVDからインストールしたが改善しない。(調査中)
最終的にメモリーは48GBに増量。GPUは当初、省エネのために内蔵GPUを使うつもりでしたが、43インチ4Kディスプレイ用に買ったGT1030を使用することにしました。ストレージは全て流用品です。消費電力はアイドル状態で38W前後で、以前のP8H77-Vとほぼ同じです。
あとはSSDをSATA からM.2(NVMe)に交換して更に高速化を図ろうと思っています。
(満足度:90)
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