PCやACアダプター等のUSB(5V)電源とUSB機器との間につなぎ、流れる電流の大きさをLEDの点滅スピードで示すというガジェットを作りました。
ケータイの充電状態を見たり、USB機器の消費電力を算出するのに使えます。
プログラムはPICAXEというマイコンに書き込まれています。この辺の事は私にはよく分かりません。ラジオペンチさんからいただいた書き込み済みPICAXEを使い、回路もラジオペンチさんの記事をそのまま使いました。
2つのLEDは1Hz/Aと10Hz/Aの周期で点滅するとのこと。動作確認OKです。
私の守備範囲はここから先、外側のケースを作る部分です。この回路を収めるケースとして100均「USBスイッチ付きコネクター」を使うことにします。
この商品はUSBに繋がった機器への電源をON/OFFするものです。
このサイズでは回路を収めるのはどう見ても無理。
まずは基板をPカッター方式で小さく作ることにしました。
作図してプリントしたパターンを生基板に貼り付けます。
穴を開け、カッターナイフでスジを入れたところ。
プラカッターで彫って基板が完成。誤って切ってしまった所はハンダで修正。
部品が載りました。コネクター部分は基板厚みが1mmになるように削っています。
裏面は3本のコードをハンダ付け。
半分に切ったケースをはめてみました。
ケースの間を1.5mmのABS板で接着。
荒削りのケースができました。後はパテで仕上げていきます。
サフェーサーとラッカーパテ、水研ぎ終了。
この後穴にアクリル丸棒を詰め、ボデーペンで上塗りすれば完成です。
単純な充電器だと満充電になっても電流は一定なので、点滅スピードは変わりません。
スマホの充電に使った場合は充電が完了すると点滅スピードが遅くなります。
スマホ付属のACアダプターとの間に入れてみると10Hz/A(=1Hz/100mA)のLEDが1秒間に4回ほど点滅しています。上の写真のようにPC-HUB経由だと1秒間に2回程度の点滅でした。充電に使えるUSBなのかを調べる道具としても使えそうです。
(2014-02-17 usb_crnt)
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