今はもうダイソーで売っていない「かかと専用クリーム」の代わりとなるクリームを自作しました。自作と言っても、後継の保湿クリームに尿素を加えるだけなので簡単です。
5年ぐらい掛かって、やっと空に。かかとによく効く価値ある一品でした。
作り方
ダイソーで現在入手できる「アロエスキンクリーム」をベースにし、これに尿素を混ぜて角質に効くクリームを作ります。
尿素有り無しで比較してみたいと思い、追加でもう一個買ってきました。
尿素は350円ぐらいで売ってます。これを使って化粧水を作るのは割と一般的な事みたい。
25g入の袋が2つ入っていました。
尿素を扱う上で注意すべきは、配合量を3%以下にするということ、自家製の化粧水(クリーム)を他人に譲ると薬事法違反になるということ、ぐらいかな。
尿素自体はそれほど危険なものではないと思います。自分の体で人体実験してみます。
尿素を混ぜる
尿素自体に匂いはありません。味の素のような細長い結晶です。水に溶かすとクリームがシャバシャバになりそうなので、クリームにふりかけて混ざるかどうか試してみました。
少量をフタの裏で混ぜ合わせてみます。
ジャリジャリすることもなく、すんなり溶けました。
ここで疑問になるのはアロエクリーム100gに対して尿素を何g混ぜれば良いか?という事なんですが、尿素10%という濃さを目指して、粉で10g入れてみることにしました。
説明書には3%以下と書いてありますが、尿素20%と謳ったクリームも売られているし。
10g分投入しました。濃い口です。
コレを棒でかき混ぜます。しばらくすると結晶は消えてしまいました。
塗ってみる
ひとに見せられるような足ではありませんが・・・スイマセン。
人差し指ですくったクリームをかかと全体に擦り込みます。
かかとパック
ダイソーで良さげな商品を見つけました。クリームを塗った後にこれを装着すればクリームが乾いたり、靴下に付いたりするのを防げるのではないかと思います。
シリコーンかかとパック。シリコンで出来たかかと用サポーターといった感じ。
プルプルです。気持ちいい感触。クリームを塗ってから装着します。
歩くとズルっとずれる感じがありますが、中々イイです。
半日後、外してみました。しっとり感があります。
まとめ
アロエスキンクリームに尿素の粉を混ぜることで、以前の「かかと専用クリーム」代替品が作れます。尿素有り無しを塗り比べてみると、尿素が配合されたほうがかかとが柔らかくなるのが確認できました。
100gのクリームに尿素を10g加えるとすると、コスト的には170円ぐらいになります。(使った尿素の量は購入分の1/5)この配合比率で、ヒリヒリするとか、痒くなるとかは私の足では感じられませんでした。
尿素入りアロエクリームを塗って柔らかくなった角質を削ると、粉が緑色。(*゚Д゚)
「アロエスキンクリーム」そのままだと、ヤスリが引っ掛からない感じだったのが、尿素を加えると、よく引っかかって削れます。こりゃイイ! ※真似する場合は自己責任で。
(満足度:90)
コメント
これは良い!
私は何も問題無い(唐辛子、サバ缶大好きで良く食べるから毛細血管に血が行き届いている?)のですが、妻がパックリに近い状態になっているので真似できそうです。
病院のお医者さんが処方してくれたクリームは「白ワセリン100%」でした。
白ワセリンは応用範囲が広いので私が残りをもらうことにして、「oink!式尿素クリーム」を薦めてみようかな?
でも困ったことに、医者が処方した物でないと信用してくれないんですよね。
ワセリンはウチにもあります。保湿には効果的ですが、角質には尿素ではないでしょうか。尿素で化粧水を作る例は検索するとたくさん見つかるので、まずはそれを奥様に見せて、安心感を与えるとか。
尿素が入ると本当に柔らかくなります。全然違いますよ(´∀`)b
う~ん
すごいですねぇ、科学もバッチリ化学もバッチリ
学校では何を専攻されてたんですか・・すごいですね
クリームを塗った後のべたべた感がきらいだったのですが、このサポータは
いいですね、COOPのやつはクリームではなく液体ですので、そんなにべたべた感は
ありませんが、それでも多少はありますのでいいかもですね。
いえいえ、そんな大した勉強はしていませんです。
このサポーターは効果ありそうです。感じとしては、「尿素入クリーム・サポーター無し」よりも「尿素無しクリーム・サポーター有り」の方がしっとりするような気がします。液体の上にも良いかもしれません。
上から靴下を履くと、シリコンに引っ掛かってめくれるのが難点ですね。
自分も同じ悩みを抱えているので、さっそくマネしてみました。
どうせ買うならと庭にも撒ける園芸用を購入し、ユースキンに混ぜてみました。
シリカゲルほどの大きさの粒状でしたが、一晩経ってほとんど溶けたようです。
いい感じですよー。
なるほど、その手がありますね。
園芸用となると大量のかかとクリームが作れますね^^
50gでも使い切れないです。そっか。逆に植物に与えればいいってことですね。
す、すごい
しかも
ビーカーとか道具や
いらないんですね。
画期的です。
角質落としや
オイルで保湿等しても
何かが足りないと思っていました。
尿素ですね。
試してみます。
ありがとうございます。
尿素、効きますよ~
かかとが柔らかくなります。
自作する場合は、肌に合わない場合もありますのでご注意ください。