使い捨ての電子タバコをキセル型にしてみたいと思って、3Dプリンターで作ってみました。
ちなみにタバコは止めてだいぶ経ちます。今は全くスイマセン。吸いたくもありません。
電子キセル構想
先日、住宅用火災警報器(けむり当番)をチェックするために500円ぐらいの使い捨て電子夕バコを買ったのですが、コレをキセル型にしてみたいと思って作ってみました。
中にバッテリーやヒーター、LED、煙の素などが入っています。よく出来たおもちゃです。
始めに1,000円ぐらいの煙管(キセル)を買ってみました。
羅宇(中間の管の部分)に電子タバコを組み込んだら簡単かなと思ったんですが
雁首と吸い口の直径は10mmほど。このサイズではどう頑張っても電池が入りません。
てことで、3Dプリンターで一から作ることにしました。火を使う訳ではないので樹脂で問題ありません。直径14mm程度にすればΦ9.2の使い捨て電子タバコがそのまま差し込めます。
現物を倣ってモデリングし、それを拡大したり、縮めたりして、STLデータが完成。
3Dプリント
オブジェクトを立てて配置し、ABSでプリントします。
パラメーターはいつもと大体同じ。ベッドの温度は少し高めの97℃にしました。
火皿の部分はサポートで支えられます。
吸口はこんな感じ。
あとは形を整えて行きます。
孔が塞がっています。2.5mmのドリルで開け直します。
火皿の形がダレてます。ココだけ作り直す方が良さそう。
この形なら2個18分でプリント完了。
カットして、ヤスリで平らにした後、接着剤で貼り付けます。
組立・仕上げ
9.3mmの筒が入るように内側をドリルで座ぐり、ペーパーで研ぎます。
外側を#120で空研ぎした状態。このあと#600まで水研ぎしました。
続いて、LEDの赤い光が火皿から見えるように加工します。
伸びた鼻毛みたいですが、ぼうぼうのファイバーはこのあとカットします。
材料は、下からLEDの光を当てて先端が光る100均ファイバーライトからの流用です。
電子夕バコを差し込んで吸い込んでみると、いい感じに光りました。
完成
先端にスモークのカバーをはめ込んでみると、イイ感じ!
このボワッと光る感じが中々リアルです。
歌舞伎では役によって持ち方が4種類あるらしいですが、やっぱり博徒でしょw
次はカシュー塗りで仕上げ、使い捨てないエレキセルに改造したいと思っています。
コメント
エレキセルっていうネーミングセンスが良いですね。
ありがとうございます^^
エレキテルのエレキセル。
楽しいな~