先日作ったハリケーンLEDランプの光り方がイマイチ満足できなかったので改良しました。
LEDを筒状の白いシェードで覆うと、マントルが発光するように広い面積が光ります。
Contents
3Dプリンターで作る
100均ランタンを流用
筒状のシェードはこの100均ランタンのものを流用します。
シェードと本体が組付けられる部分の寸法をノギスで正確に測ります。
モデリング
上下に取り付けるパーツを作ります。
底の部分がくり抜いてあるのは、バーナー部分に被さるようにするため。
シェードを差し込んで捻れば、側面の出っ張りが引っ掛かって固定されます。
ホヤの上部で安定し、シェードの外側に光が漏れないようにするための板。
CURA設定
そこそこの綺麗さで、時間もそれほど掛からない設定。ABSでピッチ0.2mmで出力します。肉厚部分は充填率10%。ベッドの温度は90℃
力が加わる訳ではないので、充填率10%の粗い格子でも問題ありません。
速度は内側40mm/s、外側30mm/sとしました。ABSはクーリングファンOFFが良し。
3Dプリント
下のパーツ
上のパーツ
組み立て
シェードのネジ穴部出っ張りを削って径を小さくし、ホヤに収まるようにしました。
下のベース部分にメッキシートを貼って、上からの光を反射させます。
ホヤを傾けてシェードを挿し込んだところ。ガラスの内側で安定します。
光り具合
ホヤの上には18650×1の専用ライトをセット。(ライトの詳細は前回の記事を参照)
2SMDで光らせているのが分かります。
Before
1号機は上から光が漏れるのと、炎型反射板の光り方がイマイチ。
After
筒状のシェード全体が光ります。色温度がもう少し低いと嬉しいのですが、でも、やさしい明るさで中々イイ感じです。(満足度:90)
動画
灯油ランプに点火 ~ LEDライトの組付け ~ LED点灯の様子
ハリケーンLEDランプ1号機
ハリケーンLEDランプを作る
ハリケーンLEDランプを作りました。ハリケーンランタンにそれ専用のLEDライトを作って、内蔵しました。取付け取り外しは簡単なので、灯油ランプに戻すこともできます。 🔥の明かりの方が雰囲気はイイのですが、安全面を考えると電気のほうが安心です。...
コメント
いいですね
光がギラギラしてなくて、優しい感じになりました
光は、昼光色は人体に活動力を与え電球色は睡眠を誘うとか
言うみたいです、ですから寝る前には昼光色を浴びないほうが
いいらしいです・・・寝室は電球色のほうがいいみたいですよ。
炎の明かりが2000Kぐらいで、このLEDが3200Kぐらいだと思います。
炎には負けますが、暖色は落ち着きますね。
昼光色はフラッシュライトとか、遠くを照らすのにはいいですが
部屋で使うのは好きになれません。ブルーライトも多く含んでいるし
やっぱり電球色ですね。
これは素晴らしい!
取り付ける時に紐で引っ張り上げるのは「なるほど!」です。動画で見ると説得力が凄いです。
炎の光と雰囲気は異なりますが、ランタンにはLEDに合わせた専用のホヤが良いということですね。
チップLEDを四個に増やせばもっと明るくすることなど用途に合わせて自在に変更出来て良さそうです。
ランタンを逆さにすれば入れやすいのですが、案の定、
灯油まみれになってしまいました。
LEDの数を増やすこともできますね。でもそれよりも炎並みの色温度
=1800K-2000KのLEDを付けてみたいと思っています。
ハリケーンランタンの雰囲気を損ねない明かりが良いかと思います。