冬の暖房に電気椅子を使っています。電気毛布で背中を温めるわけですが、電気代を抑えながら体が温まります。血行が良くなるので腰痛対策にも良いと思います。
電気毛布は使い始めてもうすぐ8年になりますが、新品の時の写真↑を見ると、毛布が綺麗!
問題点
電気毛布の電源コードが脚の下に入ってしまうことが度々あります。そうなると、毛布がずり落ち、最悪の場合コードが断線しそうです。
脚のキャスターにコードが踏まれると汚れるし、軸に絡まると外すのが大変。
そこで、コードを踏まないように針金で簡易的に「コード逃し」を作ってみました。
すぐにへなっと曲がるのと、見た目が悪いのが納得いきません。
専用設計
もう少しちゃんとしたものを3Dプリンターで作ることにします。
棒の部分はカーボン製の傘の骨があったので、これを使ってみます。
作りやすくパーツを分けて、接着する方針で。
ベース部分は幅17×高さ55とし、傘の骨の長さは33cm。10°持ち上げました。
4つのパーツに分けて作ります。1個ずつプリントすると、一度下がったベースの温度を上げるのに時間が掛かり効率が悪い。なので全パーツまとめてプリント。これで36分予測。
はい出来上がり。
組み立て
ヤスリでバリを削り取り、ドリルで3mmの穴を開け直し、各パーツが完成。
これを接着します。
ベースと、先端が出来たら棒を差し込みます。
ベースの裏に強力両面テープを貼って、カーボンの棒を差し込んだら完成です。
ダイソーのアクリル強力両面テープ0.9mm
肘掛けの金属部分をよく脱脂してから貼り付けます。
使用状態
先端の?部分にコードを通します。
いい感じ。脚でコードを踏まなくなりました。
ところが数日後、体が棒に当って、ベース部分の根元が折れてしまいました。
追加補強
そこで、補強パーツを作って追加することにしました。
コンクリートの橋桁の周りに鉄板を巻くのと同じようなイメージ。
接着剤をたっぷり付けて根元を太くします。
思いついたらすぐに対策できるのが3Dプリンターの良い所。これで大丈夫でしょう。
(満足度:90)
コメント
自分もカーボンの傘の骨とステンレスの自転車のスポークは捨てるには惜しいので取っておいてます。
素材として購入したらけっこうな金額になりそうですからね
カーボンの傘の骨とかは捨てられないんですよね。
下手したらゴミ屋敷になりそうですが、使い道があって良かったです。
まだたくさんあるので、ゲイラカイトでも作りましょうかね^^