2018年10月の台風24号で倒れてしまった月桂樹を立て直しました。
傾きを戻し、二脚鳥居支柱を作り直し、何とか延命できました。
台風の被害
シュロ縄が切れて、鳥居支柱がひん曲がってぐちゃぐちゃです。
支柱を抜くと、途中で折れていたり、朽ちて細くなっていました。
根っこが浮いてしまった状態。
台風の翌日、安全を考え、一部の枝を残して上の幹は切断してしまいました。
木の傾きを直す
土に水を撒いてグジュグジュに柔らかくし、家族に木を押してもらいながらロープを引いて、傾きを直しました。
以前ウインチ(ホイスト)を使って立て直しを試みた時は全く動かなかったのですが、ロープを引くのと、木を押すタイミングを「せーの」で合わせたら少し動きました。
ロープと荷締めベルトを併用して、ワンタッチで締め付け。
台風が通過した朝の状態。
台風で倒れた直後、幹を切断して上を軽くした状態。このまま放置してありました。
今回立て直した状態。根が落ち着くまでの間、ロープを掛けておこうと思います。
写真を合成してみると、傾きが修正できたのを確認しました。
二脚鳥居支柱
使える焼杭は再利用し、コーナンで新たに2本買ってきて作り直しました。
杭の交差する部分は90mmのコーススレッドを打ってから、針金で締め付けました。
上の支柱と下の支柱を杭でつなげたので、ねじれにも強くなったと思います。
空中に出ていた根っこは切断しました。
木口処理
切断した木口には特製抗菌塗料を塗っておくことにしました。
だいぶ前に買ったトップジンMとダイソーの水性塗料。
混ぜ合わせます。
刷毛で塗りました。
脚立に乗って上の切り口も塗装しました。裂けた所の内側にも塗っときました。
まとめ
幹を切り、根が空中に出た状態で、1ヶ月放置してあったのですが、全く枯れる気配がありませんでした。抜いてしまうのも忍びないので、結局もう一度直すことにしました。
造形的には変な形ですが、重量バランスは保たれているし、背も低くなったので、今後台風で倒れる心配は無くなりました。また、剪定が楽になった点も良かったです。まあ何よりも今後もシチュー用に葉っぱが採れることが一番のメリットですね。
月桂樹は生命力が強いようです。接ぎ木をして見た目のバランスを直せるかどうか探ってみたいと思っています。
切り口のそばから新芽がたくさん出て来ました。(19.03.09)
コメント
ご苦労様でした
ほんとになんでもこなしますね、切り口に防腐剤を塗るなんて、玄人ですね
でも、来春に月桂樹が新しい芽を吹いてくれるとうれしいです
我が家のキンモクセイも花が全部飛んでっちゃったんですが
また、咲き始めてしばらくはいい臭いがしてました
それと、おかしなことに満開ではないんですが
なんと桜が2~3輪咲いてました、やはり台風の影響ですかね。
以前と変わらず葉っぱが元気なので、このままずっと成長し続けるような気がします。葉っぱが右側のみなので、左側に穴を開けて接ぎ木すれば伸びて来ないかって考えています。
キンモクセイはすぐ飛んじゃいますね。台風が来る前に、下に落ちた花を集めて袋に詰めたら、ずっと香りを楽しめるのかも?
桜が咲いているのはニュースで見ました。桜も勘違いしちゃったようですね。島根だったかか、どこだったか、11月だというのに最高気温が27度って言ってました。夏ですね。