5月10日~16日は愛鳥週間。最近ちょっと気になっているのですが、スズメを全く見なくなりました。昭和の頃はそこら中にいたし、一番身近な鳥じゃなかったっけ?
場所によっては、いっぱい居るんですかね?
東京郊外
私の住んでいるのは東京都下、西の方の多摩地区なんですが、近所を歩けば木がたくさんあり、いろんな鳥が生息しています。鳥にとっては楽園のような所です。
でもなぜかスズメが全くいません。
姿を見たり、声を聞く鳥といえば・・・
ガビチョウ、シジュウカラ、カラス、ハト、カモ、オナガ、メジロ、ウグイス、ヒヨドリ、アオサギ、トンビ・・・
鳴き声
自分で撮ったものよりもYouTubeに素晴らしい動画がたくさんあるので、埋め込みで失礼。
ガビチョウ
賑やかな鳥です。かなりの数が生息している感じです。大声で鳴くこの鳥は何かと思って調べたら、画眉鳥ということを知りました。
ツクツクボウシの鳴き真似したり、かわいい鳥です。
シジュウカラ
この鳥もよく鳴き声を聞きます。「ツピツピ」でググって、シジュウカラと分かりました。
鳴き方が色々あって面白いです。
ウグイス
鶯と言えば「ホーホケキョ」ですが、谷渡りという鳴き方もよく耳にします。私には「トテチテトテチテ」と聞こえます。
子供の頃はメジロがウグイスと思っていました。
雀の生息数
全く見なくなった雀は絶滅寸前なのか?と思ってちょっと調べてみました。
詳しい統計解析にかけると1987年から2008年までの約20年間に、スズメの個体数は6割減少したと推定されました。
私は,現在のスズメの個体数は,1990 年ごろと比較すると,20%から50%程度に,1960 年ごろと比較すると10%程度になったと考えている.
60年前の1/10まで減っているとのこと。(2008年の時点で)
最新の調査によると20年前の2/3程度に減っているようです。
スズメの個体数は前回調査の3万1159羽から2万627羽に減少。
前回:’97-’02、今回:’16-’21 全国のスズメは20年前の約2/3に減少している。
キャプチャ元:東京都鳥類繁殖分布調査>これまでの結果
東京の状況で興味深いのは、減っているのは郊外だけで、都心部は逆に増えているということ。都会は残飯とかエサになるものが豊富にあるということなんでしょうかね。
まとめ
ウチの周りではガビチョウとシジュウカラが増殖して、雀は絶滅寸前といった印象です。
多摩地区でのガビチョウの増え方が凄い。
引用:東京都繁殖分布調査報告
スズメが都会に移動してしまったのは、ちょっと寂しい感があります。代わりに増えているガビチョウは[特定外来生物]ということで、あまり好まれない鳥のようですが、人を怖がらないし、中々かわいい鳥です。夏に聞こえるツクツクボウシの真似は笑えますよ。
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