庭のDC12VセンサーライトをAC100Vで光るようにしました。これまで乾電池8本を使っていたのですが、コストや手間を考えたらAC100Vがベストという結論に至りました。
10年前にソーラー式のセンサーライトを取り付けて以来、弄り倒して来ました。
これまでのいじくり
ブザー取付→乾電池4.5V化→雨で故障→CREEの10W-LED+乾電池12V化
今回電源をAC100Vに変更しようと思ったのは、電池交換が意外と面倒くさいからです。4ヶ月に1回ぐらいで交換が必要です。100Vを引いてACアダプターで光らせようという目論見。
地中埋設計画
物置に取り付けたセンサーライトへの100VAC電源は外壁のコンセントから取ります。
家の壁にある防雨型のコンセント。使用頻度は年に1回使うかどうかという感じ。
差し込み口が3つあるので、1つが挿しっぱなしでも問題ありません。
ローコスト地中埋設
埋設のための管は普通はPF管を使いますが、今回は水道管を使ってみようと思います。塩ビ管なら安い上、耐久性もあります。50年は持つと思います。
13-18の塩ビパイプ2mを2本、L字のコネクタなどを買ってきました。電線はVVF1.6
家に有ったゴム引きのケーブルや、買ってきたプラグやビニールケーブルなど。
地中はVVF、露出する所にはゴムケーブルを使います。
20cmぐらい土を掘って埋める予定。
物置の中はビニルケーブルを通します。物置の下に数センチ露出するけど大丈夫でしょう。
土掘り
コンセントの下から物置まで約2.3m、土を掘ります。
まずは防草シートをカッターで切ってからシャベルで掘ります。
思っていたよりも重労働です。
物置の下まで掘って、水道管を設置完了。
土を埋め戻したところ。100均の防草シートを切って重ね、石を戻します。
配線
物置の床にドリルで孔を開け、ケーブルを通します。
ケーブルにコンセントタップを取り付けます。
12VのACアダプターで電源を取ります。安全のため、その先に5Aヒューズを付けました。
コンセントにプラグを挿して動作確認。特に問題なく点灯しました。
ワットチェッカーで電力を測ってみると、点灯時6W、消灯時0Wでした。
ヒューズの所をテスターで電流を測ると、点灯時0.38mAでした。(=12Vで4.56W)
まとめ
10年越しでセンサーライトが満足できるものになりました。
四六時中センサーが働いているので、消費電力がどの程度なのか心配でしたが、ワットチェッカーで測ると0Wだったので、電気代は大したこと無さそうです。
防雨コンセントの手前には15Aブレーカーが付いていますが、6Aの物を追加購入しました。
これでACアダプターが壊れても安心です。(※VVF固定ネジの所に付ける絶縁カバーを付け忘れています。)
コメント
パイプ内にケーブルの接続点がありますがこれだと何らかの理由でパイプ内に水がたまると漏電しそうですが大丈夫でしょうか?
全てVVFケーブル1本で配線した方が安全だと思います。
ケーブルがゴム栓のようにきっちり嵌っているので、水が入ることは無いと思います。
仮に入ったとしてもビニールテープでグルグル巻きにしているので、絶縁は守れるのではないでしょうか。
いつも楽しく閲覧させて頂いています。ありがとうございます。
埋設に関しては悶々と検討だけ続けています。
実験すれば良いのでしょうか腰が重くて。。。気になっているのは「結露」による管路に水滴がたまる事です。
一般的に埋設されているものは、数年毎に交換が前提の工事なのでしょうか?
>一般的に埋設されているものは、数年毎に交換が前提の工事なのでしょうか?
一回埋めたら10年や20年は使うんじゃないでしょうか。
DIYの場合は全て自己責任です。自分の家で施工するのは実験だと思っているので、不具合が出たら対策を考えます。プラグを抜いて、抵抗を測れば良いと思います。
管路に水滴がたまる事は考えられますね。ビニールテープの上に防水テープを巻いておけばもっと安心できますね。
ttps://eleking.net/k21/k21c/k21c-underground.html
本来は60㎝掘ってケーブルを敷き、ちょこっと埋めてから板を置いて、”埋設ケーブルあり”のビニールシート(埋設標識シート)を乗せてから完全に埋めます。
地中埋設工事は免許無いとダメなんですが、見なかった事にします。
規則厨の方ですか?
自分の家の、コンセントよりも先、しかも電気工事士が施工してますからね。
にわか知識で書くと恥ずかしいですよ。