BMW車をジャッキアップする時用のアダプタを3Dプリンターで作りました。

黒い四角いブロックが作ったジャッキアダプター。
E46(318i)のジャッキアップポイントはプラスチック製の四角い箱が付いていて、そこに専用ジャッキの頭が入るとずれ落ちることが無く、安全に使えるようになっています。

純正の車載ジャッキ。白い四角いブロックが嵌ります。

所有の油圧ジャッキだと四角い樹脂を痛めるので、木端を噛まして使っていました。

ピンを外せば上の金具が抜けるので、コレに代わる専用ブロックを作ることにしました。
純正車載ジャッキの頭部分と油圧ジャッキのカップ部分を測って、それを合体したような形のアダプターを作ることにしました。

4個の足はプリント中の剥がれ防止用です。最後に折って捨ててしまいます。

何回やっても剥がれて失敗したので、こんな足付きのモデルになりました。

Fill Density(中の密度)はとりあえず60%にしました。

密度60%はこれぐらい。心配なのは車重に耐えられるのかどうかです。

4時間ぐらい掛かってプリント完了。やっと上手くできました。

サポート材を切り離したら、完成です。

ブロックをギリギリまで薄い形にしたので余裕でフロアジャッキが入るようになりました。

四角い縁の部分には荷重が掛からない寸法です。

心配だったABSの密度60%ですが、凹むこともなく、問題無さそうです。

当初ハニカム構造を考えたのですが、プリント時間が11時間と出たのでやめました。

最初はこっち向けにプリントしました。表側が綺麗な方がいいので、その後は逆に。

改良を重ねて納得出来るモノが完成しました。
この後ウマ用とエンジン下用のブロックも作りました。コレについてはまたあらためて。
こちらです。
(2016-02-08 bmwja1)


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