カブがズルゴケして曲がってしまったステップを修正することにしました。写真では分かりにくいですが、シフトペダル側が後ろ上方向に曲がっています。
諸悪の根源である純正サイドスタンドは、西本パワースタンドⅡ NK-142に交換済み。
曲がり具合
カブが前に動いて、純正サイドスタンドが「ズルっ」と回転して車体が倒れたのが曲がりの原因です。右側(正常)と比べると後ろ方向に曲がっているのが分かります。
カブのステップは鉄の丸棒なので意外と簡単に曲がります。
前側から見たほうが曲がっているのが良く分かります。
修正方法
ゴムのステップを付けたまま単管パイプを差し込みます。ハンドルを持って、単管パイプに足を掛け、少し前方向に体重を乗せてグイッと曲げます。
ステップのゴムがグニュグニュしますが、何度かやってるうちに曲がりは修正されます。
修正後
まあこれぐらいならOKかな。
真上から見るとほぼ真っすぐになりました。ステップのゴムが欠けているのはどうしようもないので、そのうち新品と交換します。
線を引いてみると分かりやすい。
Before
After
修正は簡単です。一家に一本単管パイプ。
ステップラバー交換
数日後、純正のステップラバー(50660-GB2-000)を買いました。
モノタロウで1個700円ほど。左右共通です。
ということで、早速交換したいと思います。
細いマイナスドライバーを突っ込んで隙間にシリコンを注入し、グリグリひねって外します。
マスキングテープは元の位置が分かるように一応貼っておきました。
上から見ると大体まっすぐです。
再度曲がりを修正
ステップラバーを外した状態で、イレクターのパイプを差し込んでもう一度修正を試みます。
このやり方のほうがゴムが無い分、遊びが無くて良く曲がります。
前後方向から見た時の上反角が付き過ぎていたので、体重を乗せ、下方向に曲げました。
ステップ取り付け
ゴムをお湯に浸けて柔らかくしてから取り付ける方法を採用。
ババンババンバンバン♪
パーツクリーナーをステップラバーの内側と丸棒に吹き付けてから差し込みました。
ゴムハンマーで叩くまでもなく、手だけで軸が貫通するぐらいまで入りました。(入りすぎて少し戻したほど)
孔を指で塞いで、パーツクリーナーの池ができるぐらい内側に入れてやるとイイ感じです。
曲がり修正&ステップラバー交換完了。
まあ、これぐらいならOKでしょう。(満足度:90)
コメント
ながれいしモノタロウ! HONDA純正部品まで入手可能とは恐れ入り屋の…^^;)。
昔々は原チャッチャの部品(たとえパッキン)一つでも、まずパーツリストを取り寄せて型番をキッチリ指定し、それからメーカー直営の部品センターのあるサービスに車検証やバイクの登録証を持って行かなきゃ売ってくれなっかたのに…、いやはや良き時代になりますたなぁ。
バイク屋で店の人がCRT見ながら品番打ち込んで注文してた光景が脳裏に浮かびました。20年ぐらい前ですかね。
モノタロウでは以前は純正部品も土日に買えば定価より安く買えたのですが、今はモノタロウPBのみになってしまいました。
でもこのラバーステップ、当日出荷ですから凄いです。