不調のTZR250Rを直す、その第一弾はチャンバーのクリーニングからです。片肺になる左側は燃えカスが溜まっているんじゃないか?と予想。ということで、サクッと外してみました。
2本あるべきスプリングが1本しか掛かって無いことに今更気がついたという・・
材料購入
TZRのチャンバーを外すのは初めてです。必要な物をモノタロウで色々と買いました。
台湾製のスプリングフック。500円ほど。これは他でも使えるので価値あります。
モノタロウのディープソケット。フランジの所のナットを外すのに使えます。280円前後。
耐熱温度の高い液状ガスケット【KC-084】5g入ですが十分足りて余ります。400円ほど。
左側を分解清掃
前側2個、後側1個のネジを抜けば外せます。中はベトベトかと思っていたら乾いていました。ドライバーを突っ込んで前後に動かすと、結構な量のカーボンが削れました。
100均排水管掃除用のワイヤーにウエスを巻き付けて、管をきれいにします。
サイレンサーは軽く掃除して、継続使用。
スプリングは汎用の安いやつを購入。Dog Fight製800円に対し、南海部品製が350円。
フランジに液体ガスケットを塗ったところ。もう少したっぷり塗っても良かったです。
10数年ぶりにスプリングが2本掛かりました。
左側取り付け完了です。
右側を分解清掃
こちら側も中の状態を確認し、綺麗にします。
取り外した状態。オレンジ色なのは古い液体ガスケットです。
スプリングがオイルでベトベトです。
こっち側は良く燃えているのか、カーボンはほとんど出ませんでした。
パーツクリーナーと真鍮ブラシで綺麗にし、準備完了。
液ガスを塗ってスプリングを掛けたところ。
サイレンサーとの合い面にも液ガス(耐熱温度が低く、少し安い物)を塗って組み付けます。
感想・まとめ
かぶりやすい左側のチャンバーからは湯呑み一杯程度のカーボンが取れました。スプリングも2本になって、排気漏れが減ることに期待できそうです。
エンジンの調子が変わるかは微々たるものだと思いますが、綺麗になると気分がイイですね。
それから、専用のツールがあると作業がはかどることを痛感しました。500円程度で買えるスプリングフックはオススメです。280円程度のディープソケットも前側のナットを外すのに重宝しました。どちらも、もっと早くに買っておけばよかったって感じです。
コメント
エンジンをかけてみた
という記事がたのしみです笑
グラスウールは大変なことになってそうですね笑
チャンバーはいつでも外せますから。
なんですが、リベッターが無いんで、面倒くさいんですよね。
ハンドリベッターかっても
滅多に使わないですよね…
しかも握力ないと切れないですし…
でもグラスウール交換できたら
今よりよくなると思います笑
リベッターは2000円ぐらいで買えますが、中々手が伸びません。
持ってたら色々使うかもしれませんね。
大昔の記憶ですけども、2ストの場合マフラーが詰まるって聞いたことがあります
その時は、焚き火の中にマフラーを突っ込んでボーボーと
燃やすらしいです、するとマフラーの中の燃えカスが無くなって
排気ガスの通りが良くなるって聞きましたけど、実際にはやったことはありません
どうなんでしょうか?????
ラッタッタとかタウニーとか、よくマフラーが詰まって坂を登らなくなってました。
マフラーを焼くのは昔からありますね。
エアーを送りながらバーナーで火をつけて、エキパイが真っ赤に焼けて火を噴くような感じで。(やったことは無いです。)