TZR250Rの不調改善シリーズ第2弾。負圧コックの分解整備です。ガソリンが行っていないようにも思える症状があるので、チェックすることにしました。

コックをASSYで外すので、ガソリンを携行缶などに移しておきます。
Contents
分解
ネジ2本を抜けばタンクからコックが外れます。

手前に負圧で動くゴムの膜(ダイヤフラム)が入っています。

とりあえず、フィルターは綺麗です。

パッキン類は交換します。

入手できるパッキンは交換しておくのが吉。価格は100円~600円ぐらいです。

タールがこびりついたような感じに汚れています。

順番に外して行きます。

個々の部品を灯油やパーツクリーナーで洗います。

ゴムの膜=ダイヤフラム。ここのパーツは元々供給されていません。

Oリングは問題なさそうなので、このまま継続使用とします。

ゴミも無いし、思ったより綺麗でした。
負圧コックのチェック
ピンクホース内の空気が負圧で引っ張られると、ゴムの膜が動いてコックが開き、ガソリンが流れ出る仕組みです。コックの出口とピンクホースを同時に咥え、吸うと楽に空気が入るなら動作OKです。

ガソリンを飲まないように注意。
メモ
負圧コックは特に問題なかったようです。分解してみて仕組みがよく理解できました。汚れを落として、パッキンを新しくしただけですけど、イイ気分です。10年ぐらいはノーメンテで行けるかと思います。


コメント
自分が乗っていたバイクと比べるとはるかによくなってますね
負圧なんて使ってなかったとおもいますよ
自然落下って言うんですかね、バイクはあんまり弄らなかったので
構造がよくわかりません。
早く13000までブン廻してみたいですね・・・お気をつけて。
いつ頃から負圧式になったのか忘れましたが
80年代のバイクでは付いて無かったような気がします。
ヤマハの負圧コックはあまりイイ評判は聞きませんね。