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【Li-ion】バッテリー容量テスターの使い方【改造】

先日Aliで買ったバッテリー容量メーターを試してみました。使い方は分かってしまえば簡単です。ただし、コネクタが壊れやすいので修理が必要になるかもしれません。

Thrunite は2761mAh。表記の80%程度容量があれば、まだ当分使えると思います。

使い方

  1. 始めにバッテリーを充電します。
  2. Micro USBを挿して5Vを給電します。
  3. バッテリーを電池BOXにセットします。
  4. [+]を押してテストを終了する電圧をセットします。
  5. [OK]を押してテスト開始します。
  6. 7セグメントが点滅したら、テスト終了。
  7. OKを押すと点滅が点灯に変わります。

1.  始めにバッテリーを充電

小さい電池は充電も早いです。

2. Micro USBを挿して5Vを給電

DC5V電源を繋ぐと電圧が表示されます。(電池BOXは充電器を改造・流用しました。)

3. バッテリーを電池BOXにセット

電池の電圧が表示されます。

4. [+]を押して、何Vになるまでテストするかを設定(例:2.8V)

0.5Vから始まり、0.1Vずつ増える。(- を押すと12Vから減っていく)

5. [OK]を押してテスト開始

Ah → A → V → が順番に表示される。(写真は1.052A流れていることを示している。)

6. 7セグが点滅したら、テスト終了

設定した電圧まで下がると自動的に試験終了し、表示が点滅する。

7. [OK]を押すと、点滅が点灯に変わる(もう一度押すと、そこから再度テストが始まる。)

Battery Capacity Tester HW-586

テスト結果

ラベルを貼って容量が分かるようにしました。

Odepro

公称3000mAhに対して2299mAh。

14500

公称1200mAhですが、4本中3本が170mA前後、1本が15mAhでした。(性能低い)

10440

公称1000mAhに対し、4本全部が270mAh前後。14500より性能が高いです。

開始時電圧 (V) 容量 (mAh) 放電時間 (h.m) 備考
Odepro 4.03 2299 2h34m 公称3000mAh
14500 4.08 183 13m 公称1200mAh
10440 4.04 266 30m 公称1000mAh
赤1 4.16 1977 2h08m 18650生セル
青1 4.18 2063 2h16m 18650生セル
紫1 3.92 737 49m 18650生セル
Thrunite 4.08 2761 3h02m 公称3400mAh

修理

Micro USBケーブルを抜き差ししているうちに、ランドがめくれて断線してしまいました。

ハンダで修理してみましたが、最後はグラグラになってコネクタが取れてしまいました。

100均USB電球型ライトの電源ケーブルを基板に直接ハンダ付けしました。

+が下です。ハンダ付けした所が外れないようにエポキシ接着剤で固めました。

動作確認OKです。

まとめ

バッテリー容量テスターの仕組みをざっくり言うと、抵抗で負荷を掛け(V=RIで電流値を計算する)、Micro USBの5Vはテスターの動作に使います。

1Aでテストすると、2000Ahだと2時間かかります。おそらく電流を小さくすればもう少し容量は増えるのではないかと思いますが、テストが終わるまでの時間がかかります。

持っているLi-ion (30本) 全部測ってみたところ、ダメな電池が4本発見されました。

この電池は42mAhで、もう寿命ですね。スカスカで放電も充電も3分ぐらいで終わります。

この黒いセルは右のモバイルバッテリー (3並列・昇圧タイプ)に入っていました。

容量が近いセルを揃えておかないと寿命が早まりそうです。というか、並列に繋ぐと短寿命化は避けられないのかも。(800mAh程度に中途半端に減ったセル3本を使うことにしました。)

 

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