使い捨て(使い切り)電子タバコは500回ほど吸うと、先端のLEDが点滅して寿命となります。ただし、これはバッテリーが空になったというだけで、充電すれば再生できるはずです。
内蔵バッテリー08570の+-極を露出させて、充電できるようにしました。
穴あけ改造
数年前に使い捨て電子タバコを分解したので中がどうなっているのかは大体分かっています。先端のLED・スイッチの横(後ろ)に電池が入っているはず。電池は先端側がマイナスです。
(↑以前分解した時の写真) 電池の両極の位置を予想して、筒に穴を開けることにしました。
ミニルーターに砥石を付けて、切り込みを入れます。電池を切らないように細心の注意で。
少し切り込みが入ったら、ニッパーでめくって切り取ります。
反対側も同様に切り取ります。
ちょっと予想が外れて外側に穴を開けてしまいましたが、テープで塞げば大丈夫です。
カプトンテープをめくって、電池の接点を露出させます。
充電しやすいように、コードをハンダ付けしました。
電圧を測ると、3.2Vありました。(でもニクロム線には電流が流れません。)
コードの色が+-逆になってましたが、やり直すのも大変なのでこれで良しとしました。
充電再生
先日作った汎用充電器用アダプターを使って充電します。
充電開始時の電圧は3.62V。
充電電流は504mA。
45分程度で満充電になりました。
満充電時の電圧は4.15V。
テスターで直に電圧をはかってみると、4.06Vでした。
穴を塞ぐ
あとは開けた穴をビニールテープで塞げば、また使えるようになります。
吸い込むと先端の弁が開いてスイッチが入る仕組みなので、きっちり塞ぐ必要があります。
まとめ
使い捨て電子タバコを使い捨てない形に改造できました。要はバッテリーは充電すれば何回でも (300サイクル程度) 使えるということです。
先端から息を吹き込むと、吸口から煙(水蒸気)がモクモクと出てきます。煙の素も減っているはずなので、枯れる前に追加しようと思っています。
コメント
電子タバコのリキッドを作るのも楽しいですね、グリセリンやハッカ油等を買って色々試したことがことがあります。
ただ、その後どうやって電子タバコを処分したか記憶にない…、バッテリーを使う物なのでこれも捨てる時 分別が必要なんですかね?
リキッド作るのも簡単ですね。私はVG/PGの混合液とハッカを買いました。
電子タバコを捨てる時は正式にはどうするんでしょうね。
各地方自治体の廃棄方法に従って・・ってお決まりの注意文は書いてありますが
携帯ショップに持っていけばイイんですかね?
ほんとリチウムイオンは困ります。