ダイソーのセンサーライトを改造して作ったイルミネーションですが、単4電池しか使えないのが不満でした。そこで色んな電池が使えるように作り直しました。
3Vのリチウム電池で、明るさセンサーと、モーションセンサーは問題なく動作します。
設計
330円センサーライトのセンサー基板のみ使います。下の基板はON/OFF/AUTOの切り替えスイッチです。この基板は使わず、常時AUTOになるように、線(赤と黒)を繋ぎます。
基板に余計なヘタが付いているので、ミニルーターで切って小さくします。
ケースは上下モナカ構造。基板がギリギリ入るサイズでモデリングしました。
接続コードは5.5✕2.1のカモン[5521-20E](@200円前後)を半分に切って使います。
3Dプリント
ABSでプリントします。
設定はいつもと変わらず。
こちらは平面が多いのでBrimは無しで。薄型なので温度も85℃に下げました。
プリント完了。
バリ取り後、ボスに下穴を開け、上ケースの横にコードを通す4mmの孔を追加工します。
組み立て
ケースに開けた孔にDCコードを通してから基板にハンダ付けします。
コードを半分に切って、両方使います。
基板をボスにネジ止め完了。ですが、センサーの位置が孔と合わず蓋が閉まりません。
基板のネジ穴を広げて位置をずらしました。抜け止めの結束バンドを付けて準備完了。
上下ケースを二塩化メチレンで接着密閉し、センサー本体が完成。
裏には330円センサーライト付属のフックを移植。
設置
前回壁に貼り付けたフックをそのまま使い、本体側のフックを差し込みます。
黒くて小さいのがイイ。この後センサーの境目にセメダインスーパーXを塗って、防水処理しました。(写真は未処理)
電源は火災警報器で10年使った3Vのリチウムバッテリー。
5Vで使う時に付け替えできるように、10Ωの抵抗をハンダ付けしました。
完成。
イイ!
リチウム電池でかれこれ2週間以上点いています。いつ点かなくなるか観察しているのですが、暗くなる気配がありません。 (満足度:90)
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