ママチャリフィットネスマシンにDCモーターとチャージコントローラーを取り付け、「脂肪を電気に変える装置」が(とりあえず}完成しました。
これで溜まった脂肪を無駄なく活用します!(^O^)
まずはこのDCモーターの発電能力を調べてみたいと思います。以前の実験では2,000r.p.m.程度で回すと19.2Vの電圧が発生しました。ペダルを毎分50回転程度で漕いでそれくらいの電圧が発生すれば狙い通りです。
プーリーの減速比から計算すると正確には50ケイデンスで21.6Vぐらい発生するはず。
モーターに54Wクリプトン球と電圧計を繋ぎペダルを漕いでみます。
だいたい狙い通り。全速力で漕いだ時のモーターの暴れ方がすごい。(゚д゚lll)
このでかいモーターを回すのはかなりきついです。坂道をサドルに座ったまま漕ぐような感じ。マグネット式の負荷を最大にした時よりも重いです。モーター取付前はマグネット式の負荷を一番軽くして45分間漕いでいましたが、このモーターの負荷だと15分がやっとです。
ローラー右側のマグネット式の負荷機構を取り外しました。それでもなお重い。
軸のねじれやベルトのテンションを調整すれば少しは軽くなるかもしれません。
モーターからの出力をコードでハンドルの方へ持っていきます。
ハンドルには発電状況をモニターするためのコントローラーを取り付けました。
バッテリー電圧や充電電流、積算充電容量などを見ることができます。
自転車は外せる物を取り去ってスッキリ。20AHのバッテリーをとりあえず充電。
でも一番充電したいのは日常使っているディープサイクルバッテリーです。これに接続するためのケーブルを作りました。
2.0mm2ケーブルにエーモン製バッテリークリップを取り付けました。
ケーブルをバッテリーに接続するとあら不思議、途端にペダルが重くなります。
ゆっくり漕いで2~5アンペアぐらい、思いっきり漕いで7アンペアぐらいで充電できました。バッテリーが空に近いほど流れる電流も多くなるようです。電流が多く流れるとペダルは重くなり、逆にフロート充電になると軽くなります。もしかするとこの性質を利用して負荷が調節できるかもしれません。
はじめの一歩。感動の1Ah。
当面の課題は発電が有酸素運動となるようにすること。もう少しローギアードな減速比にして、ケイデンスを上げることが必要です。まだまだ改良は続きます。
【材料】
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ママチャリ(26インチ・もらい物)
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ローラー台(ミノウラ・アルミ製)
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DCモーター(4ブラシ・500W級?)
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プーリー(カネミツNS4XA1・NS4.5XA1)
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A形Vベルト(モノタロウ・A28)
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アングル(余り物)
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30Aチャージコントローラー(YSmart)
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1500W延長コード(ダイソー)
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2芯ソフトケーブル(オーナンバ)
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バッテリークリップ(エーモン)
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t3アルミ板(余り物)
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(2013-06-17 /jite_pwr2)
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