先日設置した防犯カメラですが、WiFiアンテナが家の外に付いているのがどうも気に入りません。延長アンテナケーブルを買って、アンテナを室内に設置しようと思います。
無線LANルーターは室内にあるのだから、アンテナも室内の方がイイと思うんですよね。
これまでの経緯
壁に孔を開け、スリーブとして塩ビパイプを通し、その中にカメラのケーブルを通しました。
天井には抜け止め付きのコンセントを取り付けました。ここから電源を取ります。
LANコネクタやリセットスイッチは防水仕様ですが、室内にあった方が何かと便利です。
どうせならWi-Fiアンテナも室内に付けた方がイイですよね。
アンテナも室内へ
と思って延長ケーブルを買いました。長いと減衰が大きいと考え、50cmのにしました。
カモンのSMA延長ケーブル (SMAE-05)
買ってから気が付いたんですが、芯が出っ張っていてカメラ本体に取り付けできません。
メスネジに芯がメス、オスネジに芯がオスでないと付かないことが判明。
アンテナ取り付け部はオスネジに芯がオスになっています。
変換アダプターを追加で買いました。(カモン SMA-PM, SMA-PF)
芯がオスなのをメスに、芯がメスなのをオスに変換します。アダプターの取り付けが完了。
3Dプリンターでベース作り
Wi-Fiアンテナを壁などに固定ためのベースを作りました。
台座がΦ35で、Φ13の筒が付いた部品。長さは50mm。
底にネジボスを3ヶ所設けました。これをコンセントのパネルに取り付けます。
3Dプリンターの設定はいつもの通り。0.7%拡大してからABSで出力します。
白ABSでプリントしました。出来は上々。
施工
アンテナベースにSMA延長ケーブルを通し、Wi-Fiアンテナをねじ込みます。
アンテナベースはコンセントのパネル裏側からタッピンネジで固定しました。
壁の孔に延長ケーブルを通し、コネクタに接続します。
まとめ
SMAアンテナ延長ケーブルを買う時は芯がオスなのかメスなのかをしっかり確認することをお勧めします。2種類あることを知らなくて、二度手間になってしまいました。
WiFi用のアンテナは”RP-SMA”というのを買えば良いみたいです。
アンテナを室内に設置することで電波の送受信が良くなったか?については、以前とあまり変らない印象です。ただ、室内に入れることで外のカメラ周りがスッキリしました。
このあと、コネクタがサビないように自己融着テープを巻いて防水処理しておきました。
(満足度:90)
コメント
え~
うそでしょ、カメラについてる接栓がおかしい
普通は、ここは芯がメスでないといけない
考えられません、ここは規格が無いんでしょうか?です
最近の機器はわかりませんね。
私もまさかと思いました。
何のためにオスメス逆にしているんでしょうね。
一番最初、芯をペンチで引っこ抜こうとしましたよ。
オスメスが逆になっているのはWifi用途に使うということを物理的に示すためですね。一般の信号用に使われているSMAと区別するために。とはいえやはり手持ちのSMAを使いたいという要望があるので変換アダプタが売られていたりする訳ですが。
Wifi用途に使うということを物理的に示すため
という理由は分かりますが、何のメリットがあるんですかね。
FとかMCX、MMCXでもRPのものがあるのか気になります。
>何のメリットがあるんですかね
アメリカのFCC規制に準拠するためらしいです
なるほど。規格認証がらみなんですね。
ありがとうございました。