100均ランタンをLi-ionの18650で光らせるためのパーツを3Dプリンターで作りました。
18650×1本でOK。100均のNi-MHだと1300mAhなんで、数倍容量が稼げます。
ベース
4年前(2013)購入の100均ランタンがベースです。
元々は単三4本(6V)を抵抗で抑え、LED3個を光らせています。
CL0118Bと47μHインダクタで、乾電池2本+スペーサーで光るように改造済み。
LEDは電球色に交換してあります。(参照:2AA3LEDランタン)
18650電池ケースを作る
18650が入る電池ボックスを3Dプリンターで作りました。フィラメントはABSを使ったのですが、一発目はABS特有の収縮に勝てず、ベッドから剥がれて、反ってしまいました。
電池の長手方向に縮んで、反ってしまいます。ちなみに円形の部分は肉厚2mmです。
次に2mmの肉厚を6mmに増やし、充填率を15%として格子状の構造にしてみました。
しかしこれでも反りと剥がれが抑えられませんでした。
もっと強力にベッドに貼り付けるため、モデルにt0.8の耳を付けておく方法を採用。
モデルは最終的に0.7%分の収縮を見込んで、1.007倍してからSTLで出力します。
今度は反りも剥がれも無く、バッチリです。(´∀`)b
サポート材を除去し、ミミの部分はカッターで切り取ります。
元の電池ボックスと並べて。両端にタカチの単三用電池接点を取付けます。
テスト&組み付け
コードをハンダ付け後、18650を嵌めて電圧を測ると、3.93V。
CL0118Bの仕様は乾電池2本(3V)までですが、4V近くても大丈夫みたい。
コードをハンダ付けし、ネジ止めすれば完成です。
【動画】26650仕様も作りました
欲張って、もっと高容量な26650も使えるようにしました。
この26650は8800mAhなんで、長時間点灯できそうです(測ってません)。10SMDに改造したランタンの方を266650にしても良いかもしれません。
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コメント
こんばんは~
>もっと強力にベッドに貼り付けるため、モデルにt0.8の耳を付けておく方法を採用
>モデルは最終的に0.7%分の収縮を見込んで、1.007倍してからSTLで出力します
↑ うーむ、ノウハウの塊ですなあ。仕上げもバッチリと決まりましたね。
同じ充電池を充電するにしても、4本充電と1本充電ではスペース的にも
18650 の方が有利そうだと思います。
それに単3形の充電池は、1本でせいぜい2,000mAくらいですから、持続時間的にも
ロングライフ化できそうで良いですね。
難点を言うと、18650 は売ってる店が少ない事ぐらいかな?でも、通販を
利用すれば、何も問題はないですね。という訳で良い企画だと思いました。
3Dプリンターのノウハウは色々ありますが、実際に使ってみないと
何のことか分からないかもしれないですね。
やってみたい人にとって参考になればと思います。
18650はリチウムイオンでの中では一番入手し易いサイズじゃないでしょうか。
ウチにはバッテリーパックをバラして出来たセルが20本近くあります。
ニッケル水素よりも容量が多いので使い勝手がイイですね。
特によくある二水3本3.6Vの置換えに便利です。
へぇ~
3Dプリンターは便利ですね
ある程度のものは出来そうですね
覚えようかなぁ・・・真空管CPUじゃ熱暴走しそうです
まあしばらくは指をくわえて見てますか
3Dプリンターは便利ですよ~
工作の幅が広がります。
20年前は200万ぐらいしてたのが、今は4万で買えるんですから
いやぁ凄いですね。