乾電池2個でLEDを光らせるタイプの100均LEDライトから昇圧基板を取り出して、自作ライトに移植しようと思います。
完成した昇圧ドライバ。小さいので色んなLEDライトに組み込めます。
100均の昇圧基板とはHH004FというICとアキシャルリード型インダクタの2点で構成される回路です。手元にある乾電池2本で点灯させるタイプの100均LEDライトをバラしてみたところ、3機種全てがこの構成でした。
トランジスタと抵抗みたいですが違うんですね。カラーコードを読むと47μFH。
基板はこの「5LEDスネークライト」(勝手に命名)に入っていたものです。
この気持ち悪いハウジングは捨てました。
この昇圧回路をコンパクトな基板に作り替えます。まずはパターンを図面化しました。
今回もPカッター方式で基板を作ります。
プリントアウトしたものを生基板に貼り付け、カッターとキリで跡を付けます。
穴あけとPカッターで彫り込みが完了。
取り外したパーツを移植したら基板が完成。
ライトの隙間に入れてもショートしないように熱収縮チューブで絶縁しました。
以前作った3AAA仕様の3-BIG5LEDライトに組み込もうと思います。
IC入口の電流を測ってみると390mA。ハンダ付け前に出口で測っておくべきでした。
ハンダを外してIC出口で測ってみると124mA。ということはLED1コに8.26mA。
結構明るいです。基板の耐久性は分かりませんが、意外と使えそうです。
3-BIG5LEDライトを作る
100均ライトを寄せ集めて15LEDライトを作りました。 「ビッグ5」を3個使用。 本体は単1を2本使う懐中電灯です。100均の中で、なるべくシンプルな物を選びました。LEDは先日カイロの点火器を作った時の余りモノ、「ビッグ5」をASSYご...
[HH004F]というICは秋月で売っている[CL0118B]と同じっぽいです。このICでLED7個まで点灯できるとのこと。1.5Vで点灯できる[CL0117]も面白そう。今度買ってみよっと。
(2013-03-12 /100shouatsu)
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