SANEIのシャワーヘッド[レイニー]を使っているのですが、ストップボタンの動きが渋くなってきたので、分解メンテすることにしました。
このシャワーヘッドはもうすぐ10年。でもメンテすれば20年30年使えるでしょう。
分解
とりあえずヘッド部分を取り外し、作業しやすい部屋でバラバラにしようと思います。
ホースを取り外す時は傷が付かないように、シリコンのシートや布で挟むべし。
水が出る所の金属板はグリーンのリングを回せば外せます。
孔が詰まっている所は針で突いて通します。
閂の分解
今回の一番の目的はカンヌキストッパーの動きを軽くすることです。ここを分解清掃して、Oリングにシリコングリスを塗りたいと思います。
さてどうやって外すのか。
引っ張ったら外側のボタンが外れました。
汚いカスが付いているので、楊枝や綿棒で掃除します。(写真は掃除後)
反対側も全く同じ構造です。こちらも引っ張ってツマミを外します。
外側の溝と、ボタンの内側に溜まったカスを取り除いて綺麗にします。
内側のグレーの部品は反対側から棒で押して、精密ドライバーで引っ掛けて引き上げます。
反対側のOリングが引っ掛かって切れそうなので、これ以上引っ張るのを止めました。
精密ドライバーで引っ掛けてOリングを外します。
Oリングにシリコングリスを塗って、組戻します。
今度は反対側。
Oリングが外せる所まで引っ張り出します。
Oリングにシリコングリースを塗って組戻します。
あとは外側のボタンを嵌め込めばメンテ完了です。
シャワーフック
シャワーを掛けるフック(上側)にシャワーヘッドがしっかり嵌らない状態なので、取り外してチェックしてみようと思います。
ホース側の金具は10年前にホースを交換する前まで使っていた保管品。
金具がきっちり入らない原因は、フックが錆びてメッキの下が膨らんだ事のようです。
ミニルーターに砥石を付けて削りました。
きっちり入るようになりました。
あとはピカールで磨いてやれば、こちらもメンテ完了。
いい艶出ました。
閂ボタンがスムーズに動くと気持ちイイ。
ちなみに電球はダイソーの300円LEDです。もうすぐ6年経ちますが、全く問題なしです。

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