先日入手したDC12Vが使える充電器ですが、この手の製品はランプがグリーンに変わってもずっと充電し続けるのではないか?・・ということで、テストしてみました。
PCATECブランドのEOS kiss X7用バッテリー(LP-E12)充電器
Contents
DC12V入力の充電器
ソーラー発電の直流で直にカメラのバッテリーを充電したいーと思って買った充電器です。
100Vコンセントも裏側に格納されていますが、使うことは無いでしょう。
この充電器の最大の特長はDC12~24Vの直流を入力して充電できることです。
充電器の仕様は、出力がDC8.4V、600mA。
互換電池も一緒に買いました。仕様は純正品と同じ7.2V/1200mAhです。
電流計測実験
ソーラーパネルで発電した12V(チャーコン設定は13.7V)を電源とし、充電器の入力ジャックに繋げたシガープラグのプラス側に電流計を挟みます。
バッテリ残量がある状態だからか、450mAで充電しています。
結論を先に言うと、満充電となって、LEDが緑に変わると・・・・・0.02Aになりました。
20mAといえば砲弾型LEDを点ける程度の電流です。電力は0.3W程度。(13.7✕0.02)
Canon純正バッテリーでも結果は同じでした。
電流が0.20Aぐらいからチカチカし始めて、0.04Aあたりで赤と緑が激しく点滅しています。(※電流計を挟まない通常の充電では、ほとんどチカチカぜず、スパッと緑に変わります。)
0.02A流れていますが、過充電でバッテリーが痛むレベルではないと思います。
裏メニュー
この充電器は本体下側の金型を共通にして、上のケース部分を各種バッテリーの形状に合わせて別の型でつくり、それぞれに対応させています。
上のケースをスライドすると外れます。
接点はバネになっていて、上のケースをスライドさせて横から押すと引っ込みます。
上のパーツの底に接点が付いています。
他の7.2V(2S)のLi-ionバッテリー用に上のパーツを自作するっていうのも面白そうです。
もしかしたら、中の充電基板に半固定抵抗が付いていて、電圧と電流が弄れるのかも。
(今の所、バラすつもりはありません。)
コメント
こりゃ大変失礼しました^^;)。
http://blacksmith.wp.xdomain.jp/wp-content/images/2023/20230225_jyudenki-1.jpg
http://blacksmith.wp.xdomain.jp/wp-content/images/2023/20230225_jyudenki-2.jpg
お詫びに、中身はこんなふうでした。
ICはMC3406で、秋月のサイトではDC-DCコンバーター用とあります(これひとつで電流制御まで出来るんでしょうか?)。
oink! さんの予想通り、どっかの設定部品を変えれば共有できそう?。
分解写真ありがとうございます。
2009年かぁ。最新版はもう少しチップ化されているってことはないんでしょうか?
可変抵抗が付いていたら、弄ってみようかとなりますが、
そうでなければ私にはさっぱり分かりません。
分解は簡単でした。
シールの裏にビズが2本あって、それを外して合わせ面をグニグニしたらパカッっと開きました。
昔々の情報では、充電完了後も電流制御はしないっとなっていました(あくまでもネット情報)。同じ仕様のブランド違い(製造メーカーも違う?)もあるので、それらは回路が違っていたり、またなにせ息の長い製品なのでどっかでバージョンアップされていてもおかしくないですね。
確かにラベルの下に2ヶ所凹みがありますね。
中が見たくなってきました。
そのうち開けてみたいと思います。
記事ネタとなりそうだったら、書きますね。