元日に日の丸を揚げたのですが、強風で先端の金球が抜けて、上の紐が竿から外れてしまいました。これはまずいので、強風でも安心して使えるように改造することにしました。
抜け落ちた金球は道路脇の植え込みの上にありました。潰れてなくて良かった!
現状
パイプに差し込まれた金球を少し持ち上げ、段差が出来た所に旗の紐を結びつけています。
一段引っ込んでいるので、下にずり落ちることはありません。
下側はただ単に竿に縛り付けているだけ。
ヨリモドシ作成
一応、それ用の器具は売ってますが、この旗竿に対しては太すぎです。
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専用のものを作ったほうが良さそうです。
竿の外側にスリーブを差し込み、その両側に抜け止めのリングを取り付ける構想。
竿の外径20.5mmに対し、内径21mmのスリーブを取り付ける設計。スリーブの片側のフランジ(緑)はリングを別体で作って接着します。上下の抜け止めリング(青)は竿にキツく嵌るように内径20.5mmで作って、ヤスリで調整します。
2個分のパーツをいっぺんにプリントします。
白ABSでプリント完了。
スリーブにリングを接着。ヤスリで内径を削ってクリアランスを調整します。
下側のスリーブは黒いほうが良さそうなので、黒ABSでもプリントしました。
黒いスリーブも完成。
パーツが揃いました。
組付け
先端に抜け止めリング→スリーブ→抜け止めリングの順に取り付けます。
スリーブの擦れる面にはシリコンを塗ります。抜け止めリングはキツく嵌っています。
金球を差し込んだところ。
スリーブに旗の紐をきつく結びます。
下側も同様に組み付けます。フィラメントを黒にしたのはこういうこと。
紐をきつく結んで、完成です。
これで強風に耐えるでしょう。また、旗が竿に巻き付くことも無くなると期待しています。(満足度:85)
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