プラグ交換用のツールを作りました。ひとつはT型プラグレンチにトルクレンチを繋げる道具。もう一つは深いプラグ穴にプラグを手締めするための道具。
左:トルクレンチアダプター 右:プラグ手締めツール
プラグ手締めツール
まずはプラグ手締めツールから。プラグの碍子が抜けない程度にはまるチューブを2種類買ってきました。シリコンのほうが吸い付きが良いので、こちらを使おうと思います。
10cmから買えるというので10cmだけ。左:ビニール10円 右:シリコン86円
100均のパイプ(モップの柄)を短く切って取り付けるだけで完成です。
トルクレンチアダプター
続いてトルクレンチアダプター。素直にプラグソケットを買ってくれば済む話ですが、ホームセンターで見たら2千円位するんですよ。タケ~ヨ。既存のT型プラグレンチを活かしつつ、トルクレンチが使える治具を作ろうと考えました。
イレクターのパイプをカットして、U字の溝を切り、M14のナットを叩き込みました。
まずはプラグの取り外し
ではBMW318iで実際に使ってみます。その前に今付いているプラグを外します。
初期型4気筒です。穴が深いです。それと、レンチを動かすスペースが狭いです。
スッポン!と抜けました。
エーモンのプラグレンチ。締付がかなりタイトなのでパイプを差し込んで倍力。
抜けました。プラグはレンチに引っ付いてきます。
焼け具合はどうなんでしょ?使用年数・距離は不明です。
NGK製。R5 BMWと表記。海外向け製品のようです。電極が平たいプラグです。
新しいのはボッシュのPLATINUM+4。
プラグツールを使ってみる
さてさて、自作ツール登場 。
ギザギザが使い易い!プラグを取り付け、指先でクルクルと止まるところまで手締めします。
最後はアダプターを取り付けてトルクレンチで(21ft.lbsで)締め付けます。
ただ、狭いのでプラグレンチのユニバーサルジョイント部で少し曲げないと回せません。
その後、パイプの溝をさらに深く削って、多少回しやすくなりました。
手締めツールの方は割りと役に立ちますが、トルクレンチアダプターはイマイチ。締め付け回転角度優先で、「コッキン」はおまじない程度に考えるのが良さそうです。
(2015-03-02 /plugtools)
コメント