カブに付けているベトキャリ(ベトナムキャリア)ですが、あるエンジン回転数で共振し、ビビリます。それを防止するためにビニールテープを巻いてクッションを付けていました。
テープが剥がれて見た目が悪いのを何とかしたい。
ヒシチューブで覆う
熱収縮チューブで覆う方法を考えてみました。ただし、棒が閉じているため、チューブが通せません。そこでチューブを縦に切って棒を覆い、のりしろ部分に接着剤を塗って接着後、熱を加えて収縮させたらどうだろうか?と考えました。
ここで使うのはダイソーの物干し竿カバーです。三菱のヒシチューブと同等品かと思います。これを使う理由は材質がPVCということ。塩ビ系接着剤が使えるはず。
ダイソーの物干しさおカバー。10年前に買ったもの。
コード用の熱収縮チューブはポリオレフィン系なので、接着剤が効かないと思います。
物干し竿カバーは空色や、緑色なので、色が選べないのがイマイチな点です。他の色を希望する場合は18650用のチューブ(PVC)を加工すれば良いと思います。
適当な大きさに切って丸めます。
そして棒に巻き付けた後、のりしろ部分を接着する目論見。
塩ビ管用のシャバシャバな接着剤を使ってみます。
接着剤を塗って、マスキングテープで固定しているところ。この後、良い位置にずらして、熱を加えてシュリンクさせます。
・・・・・
ところが、接着が弱くて剥がれてしまいました。失敗です!(写真も無し)
セメダインスーパーXでディッピング
次の一手は弾力のある接着剤を塗る方法です。弾力性や透明度ではセメダインスーパーXがピカイチと思います。これをベトキャリの棒に塗ってみます。
まずはセメダインスーパーXを塗るべき部分が分かるようにマスキングテープを巻きました。
塗る部分は4ヶ所。塗った所が接触しないように割り箸を噛ませておきます。
アセトンで金属を拭いてから箸の先で接着剤を塗り広げます。
1時間後。垂れてけつかる。
固まったところで鋏で切れば問題ないでしょう。
固まったらマスキングテープを外して感じを確認。透明感がイイ。
塗った位置も問題なし。
まとめ
ヒシチューブ接着方式は上手く行きませんでした。接着剤が良くなかったと思います。もう少し粘度のある塩ビ系接着剤か、瞬間接着剤を使ったほうが良かったかもしれません。
一方、セメダインスーパーXのディッピングはイイ感じに仕上がりました。重力で垂れてしまったのが失敗ですが、固まってから鋏で切って、カッターで手直しすれば問題ありません。透明感があって、何かが付けてある感じがしないのがイイですね。
完全に固まるまで2日ほど置いてから噛ました割り箸を外したほうが良いと思います。ディッピングした所同士がくっついてしまったら面倒ですからね。
コメント