注文していたパナソニックの盤用避雷器が届いたので、これを取り付けました。
右下に見えるのが避雷器です。赤ランプが消えていたら使用済みということになります。
分電盤の準備
まずは分電盤のカバーを取り外し、避雷器を取り付ける準備から。右下にブレーカー2個分のスペースが必要なため、端のブレーカーを上の空いた所に移動します。
上段と下段で電力バランスを考える必要がありますが、このブレーカは移動しても大丈夫。
ブレーカーを外し、上段の真ん中に取り付けました。次に板金フレームを固定している木ネジ4本を抜いて壁から浮かせ、下の外したVVFを上の穴から出します。
避雷器の仕様に合わせ、盤右下の端子を引っくり返し、右端のネジ穴(L1)に取り付けます。
VVFをブレーカーに接続して、取付準備完了です。
BQX8311
取り寄せていたパナソニックの盤用避雷器が届きました。
分岐ブレーカー2個分のサイズです。
アース線を取り付けることで、雷サージを地面に逃します。
最大雷サージ電流:10kA 製造年月日:できたてのホヤホヤです。
アレスタが6つ入っているようです。 Made in Japanの文字を久しぶりに見た気がします。
右から2番目の端子(L2)は逃しの穴があいています。
アースは差し込みコネクターに接続するため、棒端子に交換しました。
避雷器の取付
盤下段の端子を避雷器の穴に差し込んでネジを締め、盤のフレームにネジ止めします。
あとはアース線を左に纏められた差し込みコネクターに繋げればOK。
扉の枠を取り付けます。
表面のカバーを取り付けて施工完了です。
アースの確認
避雷器の取説を読むと、D種接地(100Ω以下)とすることになっています。
実は接地がちゃんと施工されているのか不安でした。
分電盤後ろのクローゼット内に付けた天井点検口を開けてみると・・・(以前見てるはず)
フレームに接続してありました。ウチは鉄骨造なので、これでD種接地になるってことか。
※電気設備の技術基準の解釈の第18条に細かく書かれています。条件を満たしていれば、共用の接地極として使用することができるとのこと。
まとめ
分電盤用避雷器を取り付けたので、ひとまず安心です。今後近所に雷が落ちたとしても、共用接地してある機器は、誘導雷から守れるはずです。
今後の課題としては、アース端子付きのコンセントを2-3ヶ所増やそうと考えています。
アースが取れない機器については市販の雷ガードタップを付けておく予定です。
こういう樹脂の筐体や、ACアダプターはアース取れないんでしょうかね?
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