直し直し使って来た掃除機もだんだん吸い込み力が弱くなってきました。もうそろそろ眠らせてやってもいいかと思い、新しい機種に買い替えました。
左が新しく買った掃除機 「SHARP EC-ST20-S」 右は2008年製 「SHARP EC-ST7-S」
8年使った、この掃除機の良さ
スティック型の掃除機としてはズバ抜けたパワーがあるのもありますが、何より妻が気に入っているのはノズルを付け替えなくて良いということ。
本体から引き抜くだけで細ノズルが使えるのがイイ。フロアノズルを外して、隙間ノズルを付けるというのが嫌みたい。
手元近くでもう一段ノズルを外してブラシ付きノズルにすることもできます。
でも至る所がボロボロです。よく頑張りました。
一応この掃除機の修理履歴を残しておくと
- ダストボックス内のレバーが破損→プラ板で作り直し(記事)
- キャスターの軸受けがすり減って鬼キャン状態→プラ板を貼って肉増し(記事)
- コードリール根元で断線→断線部分を取り除いてハンダ付け(記事)
- ハンドル近くの樹脂部品が破損→複製品を3Dプリンターで作成(記事)
同じシリーズの最新型を購入
次もスティック型掃除機がイイというので買い替え機種を調べてみました。今の主流は充電式なんですが、ほとんどの機種はノズルを付け替えなければならないタイプ。やっぱりこの部分は譲れないので、同じメーカーの後継機種にしました。
値段も8千円前後。主流の充電式だと5-6万しますからねぇ。
今度は擦り傷が目立たないように黒を選びました。
基本コンセプトは踏襲されています。
“POWER CYCLONE”という同じロゴが入っています。
基本構造はほとんど同じですが、パワーアップし、軽量化されています。
吸込仕事率が260Wから330Wに増えて、重量は4.1kgから3.7kgに減っています。
色々進化しています
「エコモード」という機能が付きました。掃除しながら一時的に立て掛けると電源が切れ、傾けると再度スイッチが入ります。
フロアノズルに接点が付いています。これがエコモードのスイッチに繋がるようです。
回転ブラシはモーターでなく、エアで回ります。これは旧機種から変わらず。
ハンドルのトリガーを引くとハンドル全体が伸びます。
片手でサッと使い易い長さに出来るのはいいですね。
細ノズルを使う時は本体から引き抜くだけ。これがこの掃除機を選んだ一番のポイント。
細ノズルの先端はバネ仕掛けのブラシが動きます。
蛇腹先端部分で取り外して、もう少し太いノズルを使う事もできます。格納されていたブラシがくるっと回転します。このあたりのギミックは中々面白いです。
まとめ
無理にトレンドに乗って充電式にするよりも、ウチにはこのタイプのスティック掃除機が合っています。ノズルを付け替える必要が無いのに加え、ACタイプの良さはハイパワーで電池切れの心配がないこと。吸込仕事率だけで評価できる訳ではありませんけど、この掃除機は330Wと、D社の約3倍です。他のメーカーにもこのタイプの似た感じの掃除機はありますが、シャープを選んだのはパワー/重量比が良かったからです。
このシャープのEC-ST20は旧機種よりパワーアップし、軽量化も図られています。また、色々と細かな部分が使い易く進化しています。大体満足ですが、不満は細ノズルのホースが短いこと。蛇腹なんで引っ張れば多少は伸びますけど、常にテンション掛かった感じがします。コンパクトさを優先したんでしょうけど、この点がちょっと残念です。
(満足度:90点)
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