Kowcommsコードレス掃除機はまだ保証期間中ですが、壊れて保証を要求することはまず無いので、これもソーラー電源(DC13.7V)から充電できるようにしようと思います。
付属のAC充電器で充電中。LEDが赤で点滅し、充電完了すると青点灯に変わります。
実験
まずは、掃除機付属のAC充電器の仕様をチェック。出力:22V 500mA
Aliで買った昇圧基板と充電基板をこの数値にセットして充電してみます。
4A昇圧DC/DCボードで電圧を22Vに上げ、その電圧で0.5Aで充電する設定に。
設定した電流で充電されている時は充電基板の赤と青のLEDが点灯します。
0.5Aで充電中、昇圧DCDCの手前で電流を測ると1.16Aでした。
0.1Aで充電中。もうすぐ充電完了か。
掃除機本体のランプが赤点滅から青点灯に変わり、充電完了。
Red基板で作る
掃除機本体に充電状態を示すLEDがあるので、充電ボードのLEDは特に見せる必要がありません。なのでLED全部が赤で、イマイチ使いにくいRed基板を使うことにします。
4A昇圧DCDCで13.7Vを22.0Vに。Red基板はそのまま22.0Vを通過。
右側の多回転抵抗のネジを回して、充電電流を0.5Aに設定。
ケースに収める
はじめにケースから基板取付用ネジボスをミニルーターで切って、取り除きます。
ケースはタカチのTW5-3-9B。
あとはハンダ付けして配線し、2つの基板をクッション両面テープで貼り付けます。
4A昇圧DCDCが縦に入りました。
念のため、出力が狙い通りか測ってみます。
出力電圧は22V。
充電電流は0.5A。
定格ラベルの作成
最後に定格ラベルを作ります。イラレで版下を作り、インクジェットでプリント。
表面にOPPテープ、裏面にフィルム系の両面テープを貼ります。
定規を当ててカッターナイフで切り抜きます。
ケースに貼れば完成です。
まとめ
18.5Vのli-ionバッテリー搭載掃除機をソーラー電源で充電できるようにしました。要は市販の充電基板の手前に昇圧DCDC基板を追加して22V/0.5A出力の充電器を作れば良いということ。
充電中は掃除機本体のインジケーターが赤で点滅します。
充電完了すると青LED点灯に変わります。(満足度:90)
コメント
作業が完全に標準化されていて素晴らしいです。
(22v-13.7v) x 0.5A=4.15w
これくらいの電力処理なら変換効率80%だとしても昇圧基板の放熱対策不要ですね。
専用充電器も良いですが、
ケチな私なら0.5Aシリーズは共通にして、電圧はメーター付きで調整できるようにするところです。
対象品の電圧一覧表添付しないと心配になりますが。
そうですね。1台でマルチに使えれば便利です。
電圧と電流の組み合わせをデジタルで10通りぐらいプリセットできて
プラグは何通りか付け替えできて、入力電力もAC/DC対応なら完璧です。
市販品があってもおかしくないですね。何か製品を改造すれば出来るかも?