AliExpressで注文していたピンセット型ハンダゴテが届いたので、早速試してみました。
2つのコテ先で両側同時にハンダを溶かせるので、SMDを簡単に取り外せます。
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YiHUA 938D
Aliで5-6,000円で買えるピンセット型ハンダゴテです。Yihua(イーファ)というブランドは中国の広州にある谊华电子という会社のようです。
このコテを買おうと思ったのは、充電器モジュール基板のLEDを付け替えたくて。
LEDの色が気に入らないんです。近いうちにこのLEDを交換しようと思っています。
SMDを普通のハンダゴテを2本使って外すという方法があるのですが、それだったらピンセット型を安く買った方が得策かなと考えました。
商品到着
今回は注文から8日で届きました。(Ali-STD.)
箱はテープぐるぐる巻きで防水もバッチリ。
特筆すべき点は、ヒーターとコテ先のスペアが付属していること。それと、コテのコードがシリコン製で耐熱性があり、柔らかくて取り回ししやすいこと。
コテ先温度は数値を見ながら、ダイヤルで自由に設定できます。
設定温度とコテ先温度の差を熱電対で測ってみたら、ほぼ同じでした。(動画参照)
出力は44W (Max.240W)とのこと。
コンセントプラグはアース付きの3極プラグです。
コテ先は自由に動く状態で届くので、先端を合わせ、ネジを締めて固定します。
写真では上が少し長いように見えますが、調整すればピッタリ合います。
横のネジで先端の可動範囲を調整できます。
置き台は板金折り曲げで出来ています。
クリーニング用のスポンジが薄い!
ダイソーの「セルロースクロス」を切って使うことにします。こっちの方が厚みがあります。
使い勝手
最初に試したのがLED電球用のアルミ基板なんですが、アルミ基板からSMDを取り外す用途には、このピンセット型ハンダゴテは適しません。
アルミに熱を取られるためか、中々外れません。アルミ基板の場合は基板ごとホットプレートに乗せたほうが早く、楽に外せると思います。(動画参照)
普通のガラスエポキシ、紙フェノール基板なら、SMDを簡単に外せます。(動画参照)
動画
YiHUA 938Dの紹介と、実際にSMDを取り外す様子を動画(8:00)に収めました。
このYiHUA 938DがあればSMDの付け替えが簡単にできます。(満足度:85)
※13年使って暗くなったフットライトのLED交換にコレを使ったらとても上手く行きました。
詳細は別途記事にする予定です。
コメント
この商品のレビューを心待ちにしてました。
普通の半田ごて二刀流とは比べ物にならない快適さですね!
これを活用した記事が楽しみです。
欲しくなりますがAliの利用を躊躇している自分にとって
Amazonの価格ではとても手を出せません。二刀流を続けるしかないです。
3528サイズ(3.5*2.8mm)なら、割りと簡単に取り外し、取り付けができることを確認しました。
次にやろうと思っている充電器のは0805なんで、はたして上手くできるのか不安です。
>Aliの利用を躊躇している
amaで中国発送のものを買うのと何ら変わりません。
私の場合、注文から到着までの最速記録は4日です。
こんなの、思いついてもなかなか”製品化”できないでしょうに、それをやっちゃう所が中華の底深さですね^^;)。
本家はHAKKOか、gootかと思ってました。
何万円も出せませんから、この値段は助かります。
温度調節も付いてこの価格はうれしいね。片方のヒータを外して、一本だけにしても利用できますか。2本足のCRも簡単に外せそうですね。早速、注文しようと思います。
楽しいツール紹介、ありがとうございます
>片方のヒータを外して
は、やればできるかもしれませんが、2つ付いたまま片方だけ使うこともできるので、付けたり外したりの手間を考えたら、どうかと思います。
(2つ付いたまま片方だけ使って、呼びハンダしました。)
温調できる同じコテを2つ買うなら、こっち買ったほうがお得という考えは買って使った後も変わりません。