ディープサイクルバッテリーをもう一つ追加購入しました。元々1コで運用してランニングコストを抑えようと考えていたのですが、昼間に発電中の電力を使い切れないことが多く、容量を増やそうと考えました。
本来並列に繋ぐ場合は新品同士、それも同じロットのバッテリーが良いらしいですが、今回買ったものを3ヶ月間使って、劣化度合いを近づけてから繋ごうと考えています。
G&Yu SMF31MS-850 上手く行けば2年以内にバッテリー代を回収できそう。
新しいバッテリーを使い始める前に、3ヶ月使ったバッテリーがどの程度劣化しているのか新品と比較してみることにしました。
このバッテリーのスペックは115Ah(20時間率)で5.75Aを20時間流せるというものです。どんな新品バッテリーでも表記通りの時間は使えないらしいですが、はたしてどうなのか。
【実験方法】
- まず快晴の2日間ソーラー発電でバッテリーを満充電にします。
- コントローラーの充電電圧上限を14.7Vとしました。(今までは13.8Vで使っていました。)
- 満充電のものを2日間自然放電させて、どの位抜けていくのかを確認します。
- 2日後に4A程度の負荷を掛け続け容量が25%(11.91V)に達するまでの時間を記録します。
フローティング充電に切り替わる電圧を14.7Vとしました。
まず、自然放電の実験結果です。(100%:12.72V)
- この実験では旧バッテリーも2日後に100%以上を保っています。
- 新バッテリーは全く問題ありません。
次に負荷を与えて、バッテリーの容量が25%に達するまでの時間を測ってみました。負荷はインバータを通して、LCDモニター2台を稼動させます。
AC100Vから電源を取り、ワットチェッカーで測ると消費電力は42Wでした。
インバーターに繋ぐと周波数しか表示されません。しかも64Hz。擬似正弦波だから?
計測結果
(100%:12.72V、75%:12.45V、50%:12.18V、25%:11.91V)
- 新バッテリーはまずまずかと思います。
- 旧バッテリーの印象はタメが効かず、ス~っと抜けていく感じです。2時間半で50%とはひどすぎる。3ヶ月でこれほど劣化するの?
3ヶ月目のバッテリーは50%より深く使ったことは無いのにこの結果はどういうことなんでしょ?コントローラーの性能が悪いのか、あるいはもっと長時間充電すれば溜まるのか、良く分かりません。さて、どうしようかな。
【関連記事】
- ディープサイクル6年経過
- ディープサイクル5年経過
- ディープサイクル4年経過。昼専用
- ディープサイクル3年経過。フカフカです。
- ディープサイクル2年経過
- ディープサイクル1年目のへたり具合
- バッテリー購入と放電テスト(この記事)
(2011-11-21 /batt2)
コメント