新品から9年目(ソーラーで4年目)に入ったバッテリーの電圧の下がり方が早くなってきました。そろそろ限界に達したようです。
新たに購入したCCAチェッカーで測ると×印が出ました。
CCAテスターは”MIDTRONICSのPBT-200″が標準的な存在ですが結構高いです。3万5千円ぐらいします。そこまで出す気は無いので、安いヤツを買いました。
Aliで$43-$85ぐらいで売っているタイプです。TRISCOというメーカーの製品です。
モノタロウで買いました。値段はAliと同じぐらい(5千円)だし、デリバリーが早いので。
早速計測開始
では早速問題のバッテリーを測ってみようと思います。でもその前にいつものテスターで電圧を計測。CCAテスターでは12.80Vと出たので、その差0.1V程度です。
55AhのBMW純正バッテリー。基準CCA値は480。丸8年使いました。
CCAテスターの使い方はバッテリーに接続し、仕様を入力し、エンターを押すだけ。
ボタンが2つしかないので入力が面倒。[↓↑]を長押しすると増↑↓減が切り替わるようです。
パルス充電して2時間後に測ったら、24%→30%に少し増えました。(でも×は変わらず)
このバッテリーは寿命と判断し、代わりに車で使用中のバッテリーを回すことにしました。
車で3年使ったBMW純正の再生バッテリー
車で使用中のバッテリーは3年前に再生バッテリーを買って、近距離メイン・週1~2回の頻度で使ってきました。状態はというと、セルは力強く回り、インジケーターも緑で正常です。
取り外した時は42%で、(充電して再度テストしてみてねを意味する)?マークです。
充電すると、82%まで上がってOKサインも出ました。ソーラー用としてまだまだ使えます。
ノーブランドの再生バッテリー
車には代わりとしてノーブランドの再生バッテリーを買いました。
基準CCA540に対して618なので余裕の100%
抵抗値は4.40mΩ。この値が低い方が元気なバッテリーと判断されるようです。
電圧が12.5Vと低めだったのでパルス充電してみたんですが
やべっ! 納品時よりCCAが下がってしまいました。healthも92%だって。
時間を置いて電圧が下がってから測ると、ギリギリ基準値以上になりました。
とうに寿命のG&Yu
続いてスカスカのG&Yu[SMF31MS-850]も測ってみました。(基準CCAは850)
2個ある内の古い方(3年9ヶ月使用・インジケーター:緑OK)は0%で×印。
3ヶ月あとに買った方(3年6ヶ月使用・インジケーター:要交換)も0%で×印。
でも、昼間のバッファとしてならまだ役に立つのでG&Yuは継続して使います。
CCAの数値はバラつく
CCAテスターは充電して2時間ほど経ってから測った方が良さそうです。充電直後の電圧が高い時に測ると内部抵抗が大きく、CCAとhealthの値は低くなります。また、ちょっとしたことで数値がばらつくような印象を持ちました。
安いCCAテスターでも目安を知るには役に立つと思います。買ったばかりの再生バッテリーをパルス充電したらCCAが下がってしまったのがちょっと嫌な気分ですが、「数値はちょっとしたことで振れるもの」と思っておいたほうが良いのかもしれません。
(2015-04-17 ccacheck001)
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